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FRICTION 2024.11.8 Shibuya clubasia

概要

2024年11月8日にライブイベント「FRICTION」が東京・clubasiaで開催された。
「FRICTION」はクリエイティブプロダクション・CAMBRがプロデュースするイベント。

こちらのイベントは、出演者が非常に多く、最近興味を引かれているアーティストが多数出演されるようだったので、行こうかなと思いました。
ただオールナイトのクラブイベントだったので、アラフィフの自分は体力が持つか心配で、当初行くかどうか迷ってました。
※出演者が若い人が多いため、客層的にも自分が行って大丈夫か?というのもありました。
が、一度に興味あるアーティストを多数見れる機会は少ないだろうと思い、結局行くことにした次第。

撮影とSNSへの投稿OKというのも、安心して投稿できるので情報ありがたかったです。


Redcompass

コンピレーションコレクティブ「FOGPAK」主宰。
1時間で70曲かける節操なしのDJ。

https://friction.jp/


Redcompass

仕事が終わり、徒歩でclubasiaへ到着すると、ナイトイベントなので身分証確認とボディチェックあり。
手ぶらで来たので、免許証を持ってきてよかった。
RedcompassさんのDJが既に開始されていました。
ループの反復に乗ろうと思うと別の曲に切り替わるくらい、すばやく次の曲へと変っていく印象でした。

Redcompass - Future What's VI

Genick

Genickは東京を拠点に活動するUK Garage(UKG) & Bassline Producer/DJで、クラブイベント「RIP」の主催者であり、「SPRAYBOX」というダンスミュージックレーベルの共同設立者でもある。
また、block.fmのラジオ番組「UKG RISING」でパーソナリティを担当し、最新のUKガラージとベースラインミュージックを紹介している。

https://friction.jp/
Genick

始まって早々ですが、GenickさんのDJが凄く良くて、体が動く!
スイッチ入ったら勝手にそうなるのが、クラブイベントの醍醐味ですよね。
ツボに入った状態だと、この後のために体力を温存しようとか、計算しなくなります。

Genick DJ Set | Tokyo Junction Radio : SWIPE IKEJIRIOHASHI

OHTORA × maeshima soshi

OHTORA
OHTORA は 2020 年ササクレクトに所属し、R&B、City Pop、Funk、Alternativeな音楽を独自のアプローチでJ-POPに落とし込み楽曲を制作しているシンガーソングライター/トラックメイカー。

maeshima soshi
SASAKRECT Inc.所属。
作詞/作曲/編曲すべて行い、プロデュースした楽曲の総再生数(Streaming / TikTok /Youtube)は6億回を超え、自身のリリースも積極的に行う音楽プロデューサー。

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OHTORA × maeshima soshi

お二人とも色々なアーティストに楽曲提供されており、名前は知っていたので、ご本人達の音を是非聴いてみたいと思ってました。
ソウルフルでお洒落な感じで良かったです!

OHTORA - STARGAZER(Official Music Video)

OHTORA - SEASIDE MAGIC (Official Music Video)

OHTORA - BYAKUYA(Official Music Video)

長瀬有花

2次元(Digital)と3次元(Physical)の両軸で活動する“だつりょく系アーティスト“。
3DCGやイラストレーションで構成されるバーチャルアーティストとしての姿と、現実世界(実写)でリアルアーティストとしての姿を持ち、活動の媒体によって自身の露出する形態・表現手法を使い分ける。

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長瀬有花

確か、一番最初に長瀬有花さんを知った経緯は、ヴィレヴァンの渋谷店にアルバム「Launchvox」の試聴コーナーがあって、ポップに笹川真生さんの提供曲も収録とあったのに引かれ、聴いてみたのが入り口だったと思います。
そこから入って、「ポスト・ヴェイパーウェイヴ以降の新たな価値観を提示するレーベル」Local Visionsと長瀬有花とのコンピレーション・アルバム「OACL」にて、一気にハマった感じです。
長瀬有花さんの魅力を、文章で説明するのは難しいですが。。
恐らくご本人は作曲されてなく、色々な方から提供された曲を歌われていますが、声質に独特の魅力があり、不思議と全部長瀬有花さんの世界感になっています。
何か聴いていて安心するというか、癒される感じがします。
2023年の個人ベストアルバムに、「Launchvox」と「OACL」を入れさせて頂きましたが、今年出たササクレクトとの「きっとぱっと」も凄く好きで、2024年のベストに入れたいと思っています。
また、ライブの時にバンドセット形態の時の演奏も凄くよくて、バンド形態の時のライブもいつか生で聴いてみたいと思う。
今回はクラブ仕様で、ダンスミュージックよりの音になっているのを感じました。サウンドプロデューサーの矢口和弥さんが参加されていたとのことで、ギター演奏や、リアルタイムで音をリミックスされていました。
目の前で生でご本人達を見れて、感動しました!!

アフターユ - 長瀬有花 (Official Visualizer)

近くて、遠くて - 長瀬有花 (Official Video)

近くて、遠くて - 長瀬有花 (Official Live Video)

微熱煙 - 長瀬有花 (Official Live Video)

Guiano

当時13歳だった2014年にニコニコ動画に初投稿しボカロPデビュー。 以降、コンスタントにオリジナル楽曲を投稿し続ける。
EDM、トロピカルハウスからシティポップ、ピアノバラード、アコースティックまでジャンルや日本という枠にはまらない音楽性はシーンの中で異彩を放つ。

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Guiano

私がGuianoさんを知ったのは、理芽さんに提供された「法螺話」の楽曲が凄く好きだったのと、同じく理芽さんとGuianoさんのアルバム「imagine」からでした。
その流れで、たまにお二人でやっているyoutubeの配信を見ることもあったり。
ライブで今回初めて見たんですが、先ほどの長瀬有花さんの時と客層が入れ替わったのか?というくらい、男性陣の熱い声援で会場が満たされていました。
ご本人も凄く熱い人なんだな、と伝わってきました!

絵画のように美しくいたかった / Guiano x 理芽

Guiano - Da Ba Du

Guiano - Good Style

Guiano - KAMITSUBAKI FES '23【YouTube Music Weekend Edition】

yoneda

trndy、SMILEVIDEO主催

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yoneda

1階のフロアがSET CHANGEの時間帯で空いたというのもあり、この日Barと2階は見ていなかったので、覗いてみることにしました。
この時2階でDJプレイされていたのがyonedaさんですが、激しく混沌とした感じで引き込まれましたね。。
30分くらいの間でしたが、頭を空っぽにして体が勝手に動く感じでした。
やばかったです。

youtubeの動画も貼りたかったんですが、yonedaさんの動画が存在するのか、ちょっと判らなかったです。。

Tomggg × ena mori

Tomggg
1988年千葉県生まれのビートメイカー、音楽プロデューサー。
Tomggg(とむぐぐぐ)というアーティスト名で「ものすごく楽しくなる音楽」をテーマに活動を行う。

ena mori
ena moriは10歳で音楽に魅了され、やがて作曲とソングライティングへの深い愛情へと発展させた。
80年代後半から90年代初頭にかけて流行したドリームポップの幻想的な音とアート・ポップのアヴァンギャルドな精神に強く影響を受け、今やアジア全域で観客を魅了する音楽のビジョナリーとして確固たる地位を築いている。

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Tomggg × ena mori

Tomgggさんは、今年新しいアルバムを出されていて、中村佳穂さんヴォーカルのドラゴニア等で印象に残っていました。
同アルバムにも参加されているena moriさんのことは知らなかったのですが、今回のイベントの出演情報で調べて聴いてみたら、ハマった感じです。
Tomgggさんはエレクトリックかつトリッキーな感じの曲が楽しく、ena moriさんはフィリピンにお住まいとのことで、ネイティブな英語で歌われる楽曲が曲も歌も滅茶苦茶良い!
何故今まで知らなかったんだろう、世界中には自分が知らないだけで素晴らしいアーティストがたくさんいるんだな、と自分の知らなさを再認識した次第です。
このイベントで知って、ena moriさんのご自身の曲も滅茶苦茶良くて、大ファンになりました。
ライブもめっちゃ熱くて良かったです!!!
Tomggg × ena moriのセットで記載されてましたが、実質的には、Tomgggさんのライブ、Tomggg × ena moriさんのライブ、ena moriさんのライブと続いた形で、ボリュームも大満足でした!!!

Tomggg &中村佳穂 / ドラゴニア

Tomggg & ena mori / いちごミルク

ポカリスエットCMソング|ena mori & Tomggg 「なんてね」MV

ena mori - VIVID

Ena Mori's 'RUNAWAY HOLIDAY!' on Billboard Philippines Soundwave

ena mori - SOS

ASOBOiSM

1994年生まれ、横浜市戸塚区育ちのアーティスト。
飾り気ない日常を、遊び心あふれる歌&ラップで描くスタイルで、同世代から絶大な支持を受けている。

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ASOBOiSM

ASOBOiSMさんは今回のイベントで初めて知ったのですが、見た目のお洒落スタイリッシュな雰囲気とちょっと違って、等身大で親しみ易い雰囲気のラップ/R&Bスタイルで、元気を分けてくれそうな感じの方でした!

ASOBOiSM / hug me

ASOBOiSM / 断捨離 feat.サーヤ

ASOBOiSM / 自分の機嫌は自分でとる(Remix)feat. あっこゴリラ&CLR

Daoko

1997年生まれ、東京都出身。
15歳の時にニコニコ動画へ投稿した楽曲で注目をあつめ、2015年『DAOKO』でデビュー。
その後も米津玄師との「打上花⽕」、岡村靖幸との「ステップアップLOVE」など実力派アーティストとの共作を行いつつ、ソロでの活動も続ける。
小説の執筆、絵画個展の開催、女優業など多様なクリエイティヴ表現を続け、国内外で注目を集めている。

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Daoko

Daokoさんも最近凄く気になっていた方で、ご自身の曲だけでなく、QUBITでのバンド形態の曲もめっちゃ好きな曲が多いです。
計算したキャラ?か判りませんが、毒があるような雰囲気が毒カワイイ?どう表現していいのか解らないですが、独特の魅力があるDaokoワールドを展開されてます。
今回非常に贅沢なイベントで、聴きたかった人達たくさんを生で見れて、めっちゃ良かったです。。
ちなみに、ピーナッツくんが出演されている時に、ちょうど自分がいた場所の真横くらいでライブを見られてて、近っ!て思いました。

Daoko「天使がいたよ」

DAOKO「ぼく(Re-Arrange)」MUSIC VIDEO

Daoko「好×2+嘘×2」

Daoko「捨てちゃってね」

ピーナッツくん

2017年、ショートアニメ「オシャレになりたい!ピーナッツくん」の主人公として登場し、同年からバーチャルYouTuberとして活動開始。
5歳。
『ゆるキャラグランプリ2019』王者。
2020年にラッパーとして1stアルバム"False Memory Syndrome"をリリース、以後定期的に曲を発表。

https://friction.jp/
ピーナッツくん

普段あまりyoutuberの配信を見てないので、何となくピーナッツくんの名前は知っていたけど、まさか着ぐるみでライブするラッパーとして活動されてるとは知りませんでした。
そんな感じなので、滅茶苦茶人気あることも知らなくて、ピーナッツくんのステージが始まった瞬間に、フロアが超満員の大混雑状態になって、温度も一気にヒートアップの大合唱、お客さん達の興奮が直に伝わってきて、「えっ!?なにこれ、ヤバ!!??」って焦りました。
フロアの熱狂状態は、先日のVICTERAにも通じるものがあり、今の若者達から支持されるものって、一体なんなんだろう???自分は何も判ってないんだな、と痛感しながらも、スマホを落としたりしないように、必死な感じでした。
自分のポストにいいねしてくれた人達のポストを見ても、音楽ファンだけでなく、趣味嗜好などバラバラな感じで、色々な人達から支持されているんだなあ、と思いました。
しばらくグミ食べる度に思い出しそう。。
あと、嚩ᴴᴬᴷᵁさんという方がゲスト参加されていました。

ピーナッツくん - BloodBagBrainBomb Tour Final

ピーナッツくん - Squeeze (Live at POP YOURS 2024)

ピーナッツくん / SPOOKY PUMPKIN 2024

ピーナッツくん - グミ超うめぇ (Live at POP YOURS 2022)

Jinmenusagi

11月4日生まれ、東京都千代田区出身。
ネット世代のラッパーとして早くから注目を集め、10枚以上のアルバムを矢継ぎ早にリリースするなど精力的に活動。

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Jinmenusagi

この日ライブで見て、家で聴いている時と印象が全然違ったのがJinmenusagiさん、ジメサギさんと略すらしいです。
ピーナッツくんの時は、会場が異常に盛り上がっていて、自分的には若干怖いくらいだったんですが、ジメサギさんのライブは、ストイックかつクールな感じで、だいぶ温度差があった気がする。そして、自分はそこが渋く凄くかっこよく感じて、男前だな~と思いました。
フロアも、自分的にはちょうどいい雰囲気で、浸るように沈むように踊っていて気持ちよかったし、家で聞いてる時よりもライブで好きになった感じです。
とても良かったです。

Jinmenusagi - Kanja Ninja (Official Video)

SAKURABA (Remix) feat. Bonbero, Tade Dust & Kraftykid

Jinmenusagi - PEEKABOO (Official Video)

Jinmenusagi - ICEY (Official Video)

MON/KU × 町田 匡

MON/KU
2019年に初制作の楽曲『S I N K』をSoundCloudに公開。
その先鋭的な音楽性が話題を呼び音楽ファンの間で注目を集める。
エレクトロニカやアンビエント、ジャズなどの多彩な要素が散りばめられたジャンル越境的なこの作品は、各方面から高く評価されている。

町田 匡
1992年岩手生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。
東京藝術大学を卒業した後都内プロオーケストラに所属。
同時にアーティスト/トラックメイカーの楽曲や劇伴のレコーディング・アレンジ等スタジオミュージシャンとしても活動。
クラシック音楽を軸足としポップスからクラブシーンに至るまで様々な音楽シーンを横断しながら活動を展開している。

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MON/KU × 町田 匡

先ほどまでと一転して、彼らの演奏が始まると、フロアに冷気が漂うようでした。実験的かつ前衛的なライブで、音の濁流に呑まれるなか、自分はどこに連れて行かれるのだろう、という印象でした。
どこかの世界の色々な景色が見えるようで、エレクトリックな音+バイオリンの旋律が凄く気持ちよかったです。
ピーナッツくん→Jinmenusagi→MON/KU × 町田 匡のフロアの温度の変化が激しくて、凄いイベントだなと思いました。

残念ながら、youtubeでこの二人の競演が見つからなかったので、是非xでpostしたライブの様子を聴いてほしいです。

MON/KU / 20230825@下北沢LIVEHAUS

MON/KU × ZECIN - 自然の中で起きている美しい現象すべてβ+

Ensemble FOVE presents SONAR-FIELD

#駄菓子imprO型 - カントリー風のやつ

TEMPLIME

TEMPLIMEはProducer KBSNKとDJ tempuraによる音楽ユニット。
2019年4月に活動開始し、デジタルアーティスト星宮ととをフィーチャーした楽曲「ネオンライト」をリリース。
2020年5月にリリースしたアルバム『クラウドダイバー』ではBillboard JapanのDLアルバム・チャートにて第4位にランクイン。
Vaundyの公式リミックスや、電音部・DANCERUSH STARDOMへの楽曲提供など精力的に活動している。

https://friction.jp/
TEMPLIME

TEMPLIMEさんのDJを聴くのは二回目。前も終盤くらいだったと思いますが、このくらいの時間帯になると、お客さんも疲れてくるのか、フロアが空き始め、前回に続き最前列で見てました。
星宮ととさんをフィーチャーした楽曲も凄く好きですし、前回はお二人が凄く気持ち良さそうに、ノリノリでプレイされていたのが印象的でした。
今回も4つ打ち系の感じかなと思ってたら、今回は途中からドラムンベースというか、最近はジャジーな感じのドラムンベースをリキッドファンクって呼ぶのかな?そんな選曲になっていきました。
自分は20数年前の学生時代に愛知にいた頃に、名古屋のクラブのドラムンベースイベントで踊り狂っていた人間なので、その頃の思い出も蘇り、滅茶苦茶エモかったです。
もちろん踊り狂いました。。。
あとでセトリ見たら、calibreとかもかけてたみたいです。
calibre超懐かしい。多分今も現役でやっている方だと思うけど。
あの頃は曲作ったりターンテーブル買っちゃったりしてたよなあ。
懐かし過ぎる。
とっくの昔に機材とか売り払っちゃいましたけど、今もたまに曲作りたいと思ったりする。。
TEMPLIMEさんは新しいアルバムも出される予定のようで、楽しみすぎる!
ちなみにKBSNKさんの名前は、カボスニッキって読むそうです。

TEMPLIME - ごめんね Feat.長谷川ねこ [MUSIC VIDEO]

Cold Tears (feat. 星宮とと)

TEMPLIME live at FUTURE WHAT'S II, Sep 13, 2019 (Full DJ set)

Tokyo Flash - TEMPLIME Remix

まとめ

当初、出演者の方々を見ると若い人が多そうだったので、アラフィフの自分が参加しても大丈夫なイベントか、少々心配だったのですが、終ってみると最初から最後まで楽しみ尽くしてました。
自分は殆ど1階のフロアにいたので、Barや2階に出演されている方々のライブやDJは殆ど聴けなくて、そこは残念だったけど、Spotifyで聴いて気になったアーティストもいたので、また次の機会があれば、是非聴いてみたいと思いました。
あと、いつもライブ行く時に人の目も少々気になり、周りが若い人だけだったらどうしよう、と心配になったりもするのですが、同年代の人も割といたように見えたので、ちょっと安心しました。
しかし音楽愛に年齢は関係ないよな、とも思いますし、開始から朝6時の終演まで踊りまくって楽しかったです。
ライブ行くと、驚くくらい高齢のように見えるお客さんがいたりもするけど、自分もそれくらいの年齢まで、音楽を全身で楽しめたらいいなと思います。
そして次の日は夕方まで死んでましたが、今のところ体調は問題なし。
いやー、良かった。ほんと良かったです。


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