重賞回顧【福島牝馬ステークス】【読売マイラーズカップ】【フローラステークス】

気を付けろ 穴馬照男と 谷間の週

Ｇ1開催が続く中での谷間の週で過去幾度も経験してきた気の緩みからの大敗

歴史はまたもや繰り返された訳であるが、目を反らさずきっちり振り返りよかった点、次回に繋げる発見を記していくことこそ、負けたときに成さねばならないことである。

福島牝馬ステークス
◎リープフラウミルヒ2着
○デンコウアンジュ13着

何もいうことはない、ただただ惜しかった

あと一頭抜いてくれれば…とは思わずにはいられなかったがこれも競馬、しょうがない

軽視した中山牝馬組から勝ち馬フェアリーポルカが突き抜けて重賞連勝となった。確実に力をつけてきており、今後ローカル牝馬重賞では外せない一頭となった。今後のローテは不明だが北海道シリーズのクイーンステークス辺りに出てきたら迷わず買いたい

読売マイラーズカップ
◎ヴァンドギャルド3着
○レッドヴェイロン5着
△ヴァルディゼール6着

現役最強マイラーがチャンプ健在をあっさりと証明、疑ってかかったことがそもそもの間違いだった。インディチャンプに謝らないといけない、安田記念もほぼ手中だろう。

ヴァンドギャルドはまたもや出遅れ、出遅れていなければの仮定は出遅れ癖の前にはもはや意味をなさないのであえてしない。他の二頭もＧ1格のメンバーにはまだまだ力及ばないといった印象

フローラステークス
◎ホウオウピースフル2着
○スカイグルーヴ5着

砂塵に隠された樫への道

スカイグルーヴの凡走がただただ不可思議に映った一戦、ルメールらしくない折り合いに四苦八苦した挙げ句消極的ともとれる中段待機で最後は延び足を欠いた。

抜け出すとソラを使うとの事で意図は分かるが直線を向く段階での位置取り含め新馬戦の時の強さは感じられなかった。美浦馬であり輸送減りとは考えにくい馬体減もあり調整ミスもあったのかもしれない。

ホウオウピースフルはレーンの素晴らしい位置取りもあって2着、距離が延びてどうかとの鞍上のコメントもおりオークス出走は懐疑的とのことだが血統から見ても2400が長いとはとても思えない、兄はグランプリホースブラストワンピース、夢の兄妹対決が暮れの中山で実現するかもしれないと密かに期待しているが今後のローテはどうなるのだろうか。

勝ったウインマリリンはインを上手く立ち回った鞍上の判断が光った、直前に馬券に加えたが◎○からの3連複だったため馬券は外れ

結果的に危惧していた敗戦を喫した訳だが、やはり競馬は己との戦いであると負ける度に思うものだ。リープフラウミルヒの大穴2着で大した配当を手に出来なかった苛立ちで完全にリズムが狂ったしまった週末であった…まだまだ甘いなとつくづく考えさせられる。

春のＧ1戦線も折り返し後半戦に突入

ここまでＧ1ではデアリングタクトの一発もあり辛うじてプラス収支の筆者であるが、ここからどうなるのか、そもそも種銭は持つのか？

なんとか都合をつけて春の盾物語を読みといていく。

了