【自問自答ガールズ】好きなものを好きと言えるようになりたい
こんにちは。朝型ふくろうです🦉☀️
自問自答ファッション教室を8月に受けてから、情報過多で燃え尽きた?消化に集中?なんというか、なかなか何もできずにいました。そんな中でも、限定的ではありますが、服を試着したり買ったりはしてました。書けたらいつかnoteに書きたいです。
自問自答自体はあまり進んでなかったような気がします。30日チャレンジもやりたいと思ってはいましたが、まだできていません。
あせらずに、自分のペースでゆっくり進めていきたいですね。
そんな中、自分の心境の変化に気が付いたので、記録に残しておこうと思い、noteを書いてみました。
自問自答ファッションをはじめたら、好きなアーティストのライブに行けるようになった話です。
(なんか「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいに繋がりがよくわからないですね。全然ファッションに関係ない話です。)
アーティスト名等は全て伏せさせていただいてますので、ライブに関するネタバレ等も一切ありません。
昔から好きをあらわすのが苦手だった
自問自答ファッション教室を受けた際に、「制服化をしてどうなりたいか?」の問いに対して私は「他人の視線や意見を気にせずに、自分に自信をもって好きなものを好きと言えるようになって過ごしたい」と答えました。全然ファッションというより、生き方の話になってしまうところが、自問自答ファッションの面白いところですよね。
自問自答ファッションに向き合えば向き合うほど、自分の「好き」について深掘りしていく必要があります。
その中で、自分の好きなものや自分の考えを表に出すことが昔から苦手で、無意識に他人からどう見られるかを気にして過ごしていることに気付いたのです。今まで自分のことを話すのがあまり得意な方ではないとは自覚していましたが、思い返せば幼少時のコンプレックスをずっと引きずっていることに気付きました。
私が好きだと思ったものを否定された過去
今思い返すと些細なことなのですが、(本人にとっては人生が変わる大問題なのです…)これが原因かな?というものがいくつかあります。
私は小さいとき歌が好きでした。小さい子っていつもなんか歌ってますよね?CMで聞いた曲や保育園で習った歌など、楽しく歌ってることはよくあることだと思います。
小学校に入る前だったか、家で歌を歌っていたら、兄弟に「へたくそ」と言われ笑われました。もしかしたら特に意地悪で言ったつもりはなく、その場のノリで言った子どもらしい他愛もない言葉だったのかもしれません。(昔も今でも別に兄弟と仲が悪いわけではありません。)
でも、そのたった一言で、私はひどく傷つき、それから歌が全く歌えなくなりました。
その後は小中高の音楽の時間も口パクでずっと過ごしてきました。家族や友達のお誕生日のときのハッピーバースデーの歌ですら、決して歌いませんでした。うそみたいですが、本当の話です。
大人になってから、少しだけマシにはなりましたが、今後も人前で歌うことはしない、できないと思います。(歌う機会なんてなかなかないのでさほど困らないのですが)
それでも音楽を聴くのは好きでした。小学生の頃、給食の時間に音楽が流れてたのですが、無意識に体でリズムをとってたら、「なんかノリノリになってる~」とクラスの子にからかわれたことがあって、これもショックで、すごく恥ずかしくて、それ以来、音楽に反応することを拒否するようになりました。
ディ○ニーランドとかで、ショーなどがあるとみんなで手拍子したりしますよね?あれがすごく苦手になりました。みんなノリノリで楽しそうなのですが、私だけ恥ずかしい気持ちが先行して、「リズムがはずれたらカッコ悪い」「ノリノリな自分は恥ずかしい」となって、頑なに動けなくなってしまいました。
この二つのエピソードは、本当に今思うと、「気にせんでええやん!」(突然、謎の関西弁)と思うのですが、完全に殻に閉じこもってしまっていました。
「私が好きなこと」は否定して笑われる、と思ってしまうきっかけとなりました。「好きなものは絶対に言ってはいけない」と自分の中で思い込んでしまいました。それが恋愛やファッションにも影響して、今まで「好き」について考えることを拒絶した人生を送ってきてしまったと思います。好きな人ができても、気持ちをひた隠し、当然ですが好きな気持ちが伝わらないので絶対に成就することはありませんでした。ファッションも「好きなものを身につける」という考えすら全くありませんでした。「自分なんか」と自分を否定して、自分のことを大切にできていませんでした。
このことがなかったら、もしかして、今頃、音楽が大好きで陽気にリズムにのる明るいキャラクターになっていたのかな、と思いました。…そんなこともなさそうです。
好きなアーティストのライブにいった
音楽と距離を取り続けていた私でしたが、相変わらず音楽を聴くことは好きでした。自分が歌うことができないから、上手に楽しそうに歌うことができる人に強い憧れもあったんだと思います。
昔から好きなアーティストがいるのですが、このことは誰にも言うことはありませんでした。家族にもバレるのが怖くて、CDを買うこともファンクラブに入ることもありませんでした。今考えると誰に迷惑がかかるわけでもないのに、ファンであることがバレてはいけないと本気で思っていました。大学生になったときに、買ってもらった音楽プレーヤーにこっそり全ての楽曲を入れて毎日聴いていました。
(自問自答ファッション教室で憧れの人を挙げる場面があったのですが、そこでもどうしても勇気がでなくて、結局言うことができませんでした。)
もちろんライブに行くことなんて考えたこともなく、本当のファンが行くところ、私なんかが行きたいと思ってはいけないところ、と思っていました。
自問自答ファッションと出会い、自問自答していくうちに、「他人の目なんて気にしてたら人生やりたいこともできずに終わってしまう」「もっと自由にしていいんだ」という気持ちが強くなりました。ファッションだけでなく、自分の考え方や行動に本当に影響がありました。
去年の秋頃にライブの映画館上映があり、勇気を出して行ってみました。都会に一人で行くなんて、自問自答ファッションに出会う前は信じられないことでした。
行って良かった、と心から思い、「私は好きなものを好きでもいいんだ」と少し思えるようになりました。
そして、今年はライブに申し込んで、運良くチケットが取れて、先日ライブに行くことができました。
映画の上映のとき以上に、行って良かったと思いました。正直、周りの人たちがノリノリな中、私だけ妙に棒立ちになっていたと思います。体は動き出したいのに、それを無意識でセーブしてしまう自分がまだいました。でも、リズムに上手にのれなくても、その場にいられるだけでもいい、好きな音楽に間近でふれられたことが嬉しかったです。
好きなアーティストのライブに行くことなんて、きっと普通のことでみんな自然にできてるのに、私にはとても難しいことでした。20年もかかってしまいました。
職場の人でたまたま同じアーティストのライブに行く人がいることに会話の流れで気付いて(日程は違うようでしたが)、「私も今度ライブに行くんです」と勇気を出して言ってみました。純粋に思ったことを口にする子どもじゃなくて、みんな大人なので、人の好きなものを表立って否定したり笑ったりする人はもういません。でも、今でも言ってしまったことにドキドキしています。
あまり普段は会わない部署の人なので、それから話すことはなかったのですが、今度会ったときは少しだけ話ができたらいいなと思いました。
もっと自由に、自分の好きを大切に
「好きなものを好きと言えない」という私自身が勝手にもうけた無意識のマイルールで人との距離感が必要以上にあったと今では思います。
自問自答ファッションと出会って、自分の好きなものを考え抜いていくことで、自分に自信をもって、少しずつ「好きなものを好きと言えるように」なってきました。
私がコンセプトに入れた「自由」というキーワードはこういった縛られてる心からも自由になりたいという気持ちがこめられているんだと気付きました。自分の好きを大切に、これからも自問自答を進めていきたいです。
過去一長くなった気がします。
ここまで読んでくれた方がいらっしゃったら、ありがとうございます。
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