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一緒にダブルバトルを始めよう

毎度お世話になっております、ユサです。
ついにポケモンジャパンチャンピオンシップス2025の開催が決定し、オンライン予選の第一回目がすぐそばということもあり、この機にシングルバトル勢にダブルバトルを初めてもらえたらなと思いこの記事を書こうと思いました。
まず、私は元々第六世代からポケモン対戦のシングルバトルをメインに行っているものです。そして今作のレギュEからダブルバトルもやってみたいと思い、それから約1年少しシングルバトルと並行してダブルバトルにも励んでいます。
なぜこのような記事を書こうと思ったのかは、よくシングルのオフに訪れた際、いろんな人と話している中で、「ダブルバトルやってみたい」「ダブルやってみたいけど難しそう。。。」などよく聞きます。恐らくこのように感じている人は他にもたくさんいると思います。
なので今回は、ダブルバトルについてよく知ってもらい、始めようと考えている方の最初の一歩を踏み出す手助けをできたらいいなと思っています。


シングルバトルとダブルバトルの類似点

まずシングルバトルの場合、相手に不利なポケモンを投げられた際、もちろんこちらもそれに有利なポケモンをなげますよね。所謂サイクルです。もちろんダブルでも同じようなことはしますがシングルバトルとは違い、1ターンで相手のポケモン2匹から同時に技を食らってしまうことがありそこまで多く交代をすることがありません。そのためダブルではステルスロックやまきびしなどといったフィールドに設置する技はほぼ全くと言っていいほど見ません。似たような理由でHPを多く削られてしまうため基本自主回復技(じこさいせいなど)も見ません。なのでシングルのような受けループみたいな構築も盛んではありません。ですが稀にヘイラッシャ&シャリタツの所謂寿司構築であったりドーブルとアローラベトベトンを並べ、五世代のムラっけオニゴーリのようなことをしてくるやや倒すのが面倒な構築もあります。

シングルにはできないダブルの強み

ダブルバトルの大きな強みというなら間違いなく天候やフィールドを活用した構築がフル活用できることでしょう。例えばシングルだと、ペリッパーやコータスで天候変えてからエースのポケモンに繋げるまでに早くても1ターンは消費してしまい実質4ターン、後出しして天候を変えたなら3ターンと基本的に天候フィールド発動ポケモンにはグランドコートや岩が必須となってしまいます。しかしダブルだと、例えばイエアルマなら同時に出し、1ターン目から威力の高いワイドフォースを出せるだけでなく、隣のイエッサンでサポートしながら器用に戦うことが出来ます。

また他に挙げるとするなら、シングルをやっていてリフレクターやひかりのかべを張って裏の積みエースで倒し切りたいのに露骨すぎて相手に悟られ壁を枯らされるなんてことよくありますよね。しかしダブルの場合は壁を張るポケモンの隣に積みエースを置くことができるのでリフレクターやひかりのかべを使っている間に積み技を使うことができます。

つまり何が言いたいのかっていうとこのようにポケモンを同時に展開するとゲームスピードが一段と早くなるといことです。
これがシングルバトルにはないダブルバトルならではの魅力でしょう。

ダブルバトルは全く難しくなんてない 

よく耳にするのが、「ダブルバトルって二匹動かさなきゃだし相手の二匹の動きも考えなければだからシングルよりやることが倍で難しそう」です。
気持ちはすごく分かりますが、実はそんなこと全くありません。ダブルもシングルと同じく基本選出と対策枠を入れるだけです。特にダブルはシングルと違い4匹選出できるため割と余裕をもって対策枠を選出にねじ込めるのが強みです。シングルでも相手の構築見たときに、このポケモン刺さってるから先発に投げようってみんな誰しもやりますよね。ダブルも全く同じで、構築のギミックが相手に通用するのであればその二匹を先発に、裏の二匹は相手に刺さりそうなポケモンと、意外とこんなもんです。


ターン中に行動準が変化することがある

実はポケモンの対戦システムは、ターン中に素早さが変化すると行動順が変化する仕様があります。ダブル勢の間では”素早さの即時反映”と呼ばれており、ポケモン対戦をスピーディーにしています。
例えば、素早さが137のサーフゴーがいたとします。あいては、素早さが214の最速ドラパルトです。
この素早さ関係の場合、素早さの高さはドラパルト>サーフゴーとなり、行動順はドラパルト→サーフゴーとなります。よってドラパルトにシャドーボールやゴーストダイブを先んじて使われてしまいます。
もし、サーフゴーの隣に悪戯心のヤミカラスがいた場合を考えます。ヤミカラスは優先度+1で味方の素早さを2倍にする場の状態を発生させる(おいかぜ)を発動できます。

この際の本来の行動順は
ヤミカラス(優先度+1)→ドラパルト→サーフゴー
ですが、追い風状態によりサーフゴーの素早さが137→274に変化したのでドラパルトの素早さを上回ることで行動順は
ヤミカラス(優先度+1)→サーフゴー→ドラパルト
に変化します。これでサーフゴーがドラパルトに先制して攻撃できるのです。
他には素早さの即時反映は、素早さのランクの変化や麻痺状態、『すいすい』のような特定の天候で素早さが変化する特性が効力を発揮した際に発生します。

ダブルバトルのみで主に使われる技

・まもる
これはシングルでも主に受けのポケモンに使われるイメージがありますがダブルでは殆どのポケモンが使います。実質ダブルバトルは技スペース3個で戦っているようなもんです。冒頭でも言いましたが相手からの攻撃二匹分を一匹が同時に食らうことがよくあります。そのためその一斉攻撃を防ぎ、隣のポケモンで相手のポケモンに攻撃したりと使い方は様々あります。
くわしく知りたい方はこちらを読むことをおすすめします。
https://liberty-note.com/2023/02/14/competitive-double-battle-2-protect/

・このゆびとまれ(いかりのこな)
相手が使用した1体を対象とした技の対象を自身に移し替える

・てだすけ
優先度が高く味方の攻撃技のダメージを1.5倍にする

・ワイドガード
範囲攻撃技から味方を守る。まもるの範囲版ってことは連続で使うと失敗しやすいかと思われますが、実際は毎ターン使用することが出来るため、相手がゴールドラッシュなどで拘っていた場合無限に技を防ぐことが出来ます。

基本的にこの三つ覚えておけば問題ないです。

ダブルバトル上手くなるには

正直これもシングルと変わらず、”慣れ”です。ランクマでひたすら取り組んでいたらある程度身に着くしもっと上位の方と戦いたい、教えてもらいと言って人はオフに参加することを強く勧めます。初めは浮いてしまうのではないかと思われますが思ってるほどオフは険しい雰囲気でもないしなんなら関東圏内であれば基本私がいるのでなんかあれば話しかけてもらえると幸いです。

さいごに

長々となってしまいましたが最後までご拝読していただきありがとうございました。これを読んで少しでもダブルバトルに興味持っていただけたら幸いです。WCSの予選1回目は1/31からなのでまだまだ時間はあります。
一緒にWCS目指して頑張りましょう。





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