リコリス vs ステビア

タイトルだけ見る限りでは、何だかバトルが
繰り広げられそうな気がしないでもないのですが、
「リコリスとステビア」だと見づらい気がして、
デザイン的にしっくりきたこのようにしました。
リコリスとステビアをを戦わせるような内容では
ありません（笑）

そして画像はただの普通のレモンです。
イタリアではビタミン補給を兼ねて、コーヒーに
絞って入れる事があると耳にしたことがあり、
試しに真似してみましたが、個人的には
美味しいと思わず（笑）しかし
紅茶やハーブティーなどにはギュッと絞って
頂くことがたまにあります。

最近、時間帯を気にせず飲めるハーブティーを
飲む機会が個人的に多いような気がします。
生のハーブの葉や、乾燥させた葉をティーポットに
入れて飲む場合は、葉っぱの味がするだけなのですが、
すでにブレンドされてティーバッグになっている市販品は、
飲みやすいように甘さを感じる何かが入っている事が多く、
その正体がリコリス、またはステビアの場合が
多いような気がします。

強烈ではないのですが、ほんの少しクセがあり
かすかに気になる存在です。

季節がら、喉のイガイガ対策にカバンに入れてお〜こぅ
と思い立って、先日ハーブキャンディーを購入しました。
鼻から風が吹き込んでくるかのごとく、かなりの爽快感。
そして、そこに微かに漂うあのかすかなクセのある甘み。
ということで、両者を少しばかり調べてみることに。

といっても、何かの効能を求めて飲食している訳では
ないため、大量に摂取した場合などに害があるのか、
さほど心配はいらないのか、その程度の情報が
欲しかっただけなので、専門的な養分についての知識は
他にお譲りするとしてこちらでは大雑把な情報だけ（笑）

リコリス

これ彼岸花のことでもあるんですね。
単体で検索するとあの赤い花が大量に出てくる（笑）
しかし日本の彼岸花は毒性があるとのこと。
なので墓地などでよく見かけるらしいです。

ハーブのリコリスと彼岸花は別物で
リコリスの日本名は甘草（かんぞう）とのことです。
こちらは漢方薬などでもお馴染みなのでひとまず安心です。
だからハーブティーの甘味はこちらの使用が多いんですね。
じゃあこれ以上調べなくてもいいや、となりました（笑）

ステビア

こちらは少しばかり長くなります。

●ステビア：キク科ステビア属　多年草のハーブ。
　一般的にステビアとして売られている物は
　このハーブを加工して粉末や液体にしたもの。

●ステビアの原産地でもあるパラグアイでは、
　マテ茶の原料として16世紀から使われており、
　マテ茶の甘みはこのステビア由来なんだとか。

●ステビアには154種類以上あるらしく、その中で甘味料
　とされているのは「ステビア・レバウディアナ・ベルト」
　のーだけ。

●スギ科のアレルギーのように、キク科のアレルギー
　というのがあるらしく、それを持っている方は
　ステビアの摂取は控えたほうが良いとのこと。

と、ここまでみた限り、原料は植物ということなので
人工的な甘味料という訳でもなく特別問題はなさそうです。

殺菌効果や血糖値、血圧を下げる、虫歯になりにくい、
などの効果があるとの記載も見かけました。
熱や低音に強く、食品の変色、変質を防ぐ効果が
あるそうなので、お菓子や料理に適しているとのこと。

日本では1971年に商品化され添加物として扱われている。
平成8年に構成科学研究報告書
「既存添加物の安全性評価に関する調査研究」
ステビア抽出物についての安全性評価結果が公表されている。

以前は発癌性があるとされていたが
現在では発がん性がないことが判明されている。一方で、
ステビアの効能が数多く判明しているにもかかわらず
使用を認めていない国もある。ともありました。

どこの国か調べてみたのですが、
以前、アメリカで使用が認められていなかったが
現在は使われている、という内容を見かけただけで、
具体的に現在使用が認められていない国は
見つけることができませんでした。

もう一つ少し気になった内容がこちらです。

ステビアに含まれるステビオシド、レバウディオシド
という成分は、腸内で分解されると
ステビオールという物質に変化する。これは
遺伝子情報に影響を与え、改変してしまう恐れを待つ
とされる「遺伝子毒性」を懸念する声もある。

という内容の記載も見かけました。
もしかしたら植物から直に摂取するステビアと
加工されたステビアにも違いがあるのかもしれませんが、
大量に取りすぎない限り、とりあえずは大丈夫そう？
な気がしました。それでも、私は実際に飲んでいて
何だか気になるのも事実なので、もしかしたら何かが
少しだけ体に影響している可能性も頭の片隅におきつつ
摂取しようかなと思ったりした個人的な
ステビア、リコリス事情でした♪