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かつての「CDドライブのないカーオーディオでCDの音楽を聴く方法」

 昔(30~40年前)の自動車に搭載されたカーオーディオはラジオとカセットテープデッキで構成されたものが主流で、CDドライブ付きのカーオーディオはまだ少ないほうでした。が、CDドライブのないカーオーディオでCDの音楽を聴く方法はありました。

カセットテープタイプのカーコネクティングパック

 上の写真はカセットテープタイプの「カーコネクティングパック」という機器で、カセットテープデッキ搭載のみのカーオーディオでCDの音楽を聴くときに必要です。

 ポータブルCDプレーヤーに接続したカーコネクティングパックをカセットテープデッキに挿入してカーオーディオの再生ボタンを押し、ポータブルCDプレーヤーの再生ボタンを押してCDを再生させると、車内のスピーカーでCDの音楽を聴くことができます。
 ちなみに私はカーコネクティングパックをポータブルMDプレーヤーに接続して使用していました(ポータブルMDプレーヤーにも対応していたので)。

 カセットテープデッキ搭載のカーオーディオ、ポータブルCD(MD)プレーヤー、そしてカーコネクティングパックがあれば手軽にカーオーディオでCD(MD)の音楽を聴くことができる―当時は画期的な方法であったと思います。

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