《散文》猫に味噌汁
狂ったように握りめしを握り続けた。
熱々の米を握り続け 手のひらは足のカカトのようにカチカチになった。
食べもしないその握りめしを来る日も来る日も握り続ける。
時に 笑いながら。
時に 泣きながら。
食べるためではなく 生きるために握り続けるのだ。
猫には味噌汁を。
私は狂ってしまった。
それに気付いているのだから まだ大丈夫。
どうかどうか 忘れないでください。
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狂ったように握りめしを握り続けた。
熱々の米を握り続け 手のひらは足のカカトのようにカチカチになった。
食べもしないその握りめしを来る日も来る日も握り続ける。
時に 笑いながら。
時に 泣きながら。
食べるためではなく 生きるために握り続けるのだ。
猫には味噌汁を。
私は狂ってしまった。
それに気付いているのだから まだ大丈夫。
どうかどうか 忘れないでください。