NHKは公平性を自身に問え
普段テレビを見ない一人暮らしの世帯主で、NHKという組織を快く思っている人間はほぼゼロに違いない。
それは受信料の負担方式が公平ではないからだ。
NHKは受信料負担の公平性に関して、未払いや未契約ばかりを問題にするが、なぜ負担の方式が不公平だという当然の不満に思い至らないのであろうか。
高所得者が2世帯住宅に大家族で暮らして月1300円負担するのと、テレビを全く見ない低所得者がレオパレスで一人で細々と暮らして月2300円負担するのでは、何をどう考えても公平ではない。
100歩譲ってNHK職員が平均以下の給与で頑張っているというのなら人助けの精神が芽生えなくもないが、軒並み平均給与をはるかに上回る高給取りばかりなのだから、これは搾取以外の何物でもない。
この組織に欠落しているものを一言でいえば、公平性だ。
そのNHKが何かにつけて受信料負担の公平性を主張するが、契約者側に負担を押し付けるだけで、組織の権利・権力は守り続けようとする。
本当に必要なのは負担者間の公平性ではなく、NHKvs負担者の公平性だ。
そしてそれらを綺麗さっぱり解決するのがスクランブル化なのだが、議論すらされない始末だ。
己に都合の悪い公平性には一切触れないNHKには、そもそも公平性を語る資格などない。
放送法というモノクロテレビのごとく古い法律に利権を守られながら、公共放送という代紋をぶら下げて民家に押し入っては受信料を巻き上げている反社会的組織。
暴対法で取り締まってはいかがなものか。
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