疲れの自覚
日々仕事や家事や買い物、お出かけ、コミュニケーションなど、いろんな場面で人間は疲れます。
大抵の場合はその疲れを自らが自覚して「休む」という行動にむずび着くのですが、これが意外と難しい時があります。
「誰かに迷惑をかけてしまうのではないか」と考えてしまう時です。仕事にしても家事にしても自分がしないと職場の人や家族に迷惑をかけてしまうと考えてしまうと疲れていても働いてしまったり、休んで誰かに代わりにやってもらおうとはなりずらい方は多くいるんじゃないかと思います。
それでも自分が疲れに気が付いていれば今度の休みは何もしないで休もうとなるのですが、自分がつかれている事に気が付いていないと休む行動にはむずびつきません。
特に自分が疲れを自覚しないまま働き続けれはいずれ心を病んでしまったり、そこから体の不調をきたす場合は容易にあり得ます。
実際に私も鬱の経験がありその直前はやはり誰かの迷惑になるんじゃないかと思ってばかりいて自分が疲れている事が分からなくなっていました。
同居しているご家族や知人、職場の人などに「疲れているんじゃない」とか「最近顔色悪いよ」といったあなたを気遣う言葉をかけられたときはその言葉を一度受け止めて、最近の自分に不調や大きなストレスは無かったか振り返ってみて欲しいです。自分の疲れに気が付く事が休むことや心身の健康を保つ一つの秘訣だと思います。
最近疲れや重圧を感じていませんか。それを周りに迷惑がかかるからと押し殺して更に働いていませんか。自分の疲れに気が付いたら休日しっかり休んだり、仕事に休みを取って楽しいと思える事をしてください。
もし、最近楽しいと思える事がないと思ったらそれも心の健康を害している可能性があるので休養をしっかりとりましょう。