刀ステ无伝まで時間軸まとめ~なんぼほど書くんじゃ~
途中途中でも言い訳するけど、本当に記憶が薄いので、本当に自分の頭の中整理用です。そしてあくまで私の考察なので、こうなのでは…?って意見がとっても大事だから、引っかかるとこ教えてください。
特に記憶がめちゃくちゃ薄い初演・再演・義伝・外伝、…と悲伝がマジで怪しいので、マジで整合性が取れてないとこがある可能性が高すぎるので、ホントごめん。
時間軸の確定イベントについて
全ての〇伝が確定イベントで、ただそこに生ずる結果が違うんだと思ってたけど、全て通っているわけではないらしい。
天伝の時に出した時間軸の輪を分解した考え(note)が実は自分でヒントになってたな……
あれを考えた時点では全ての〇伝が確定イベントで、ただ我々観客が観測出来るのが、それぞれ別の時間軸だと思ってたんだけど、今回の无伝で〇伝は確定イベントではないってのがほぼ確定になったので、図説。
以前に時間軸の説明で三日月の時間軸移動(note)に対して、〇伝の年表を用意したけど、〇伝の方の確定イベントの書き出しをする。
維伝パンフ年表は一応、あの刀ステ本丸の辿ってきた年表として扱うので、〇伝の代わりに赴いた歴史的出来事の名称を書いておく。
基本的に確実に我々観客が観測出来るのは各〇伝でのその場面のみ(例えば義伝時間軸では義伝が起こっているのは確実に観測できるが、義伝時間軸で他の〇伝が起こっているのかは恐らく起こっている、程度にしかならない)
確定①…虚伝は初演でも再演でも、「以前の出陣先では~」という三日月が過去の出陣についての言及をし、その出来事は序伝の内容に対するものでほぼ確定なので、初演・再演ともに序伝の出来事は確定だった。
確定②…助伝については後述しますが、ジョ伝で描かれている以上、如伝は必ず序伝の出来事を通っていないといけないので、如伝の時間軸は序伝を確定イベントとして通る。
確定③…天伝での太閤くんとの遭遇について、まんばちゃんが以前もこんなことがあったとジョ伝での同じ出陣先で重なる体験をいう台詞があるので、天伝の時間軸は如伝を確定イベントで通るし、如伝を通る以上、序伝も通ってないといけない。
確定④…冬の陣について言葉をしゃべる時間遡行軍の話は聞いてはいるが、それが天伝についての情報という確定がなく、天伝部分は通っていないが冬の陣には出陣のある本丸という意味で△。
信繫が冬の陣で死ぬのは何回目かの時間軸で確定イベントにはなっている(如水が真田十勇士を仕向ける上である程度関連付けが可能だと判断)ので、天伝時間軸で我々観客が観測した時間軸以外でも起こっているはずなので、天伝と无伝の時間軸はイコールでなくていい。
長谷部が「勝機のない戦いを続けても~」って言ってるのはまさに序伝の話で、「あの時の小田原と同じだ」という台詞から滲む感情的に、序伝は通ってるけど如伝は通ってなさそう。そして如(助)伝で小夜が極めたので、年表通りに全てを通ってきたのなら、2回目の大回転の先の本丸のみんなの衣装で、小夜の衣装は極めているべきだが、通常だったので、まだ小夜は極めていない(=如(助)伝を通っていない)ことがほぼ確定(ここも後述)。
小夜の衣装について
小夜の衣装が通常だったので、如伝通ってない本丸確定では!?ってなったんですけど、でもそもそも複数時間軸の演出(note)のあとに現れているので、无伝ではない時間軸での三日月と鶴丸の会話だった可能性も否定できないので、暫定的な言い方をするなら、
「如伝を通っていない時間軸において、夏の陣へ出陣する場合もあり、その夏の陣が无伝である可能性が高い」
がギリギリかな……
「可能性が高い」と書いたのは、小夜の衣装以外で如伝を通ってないと感じる部分は長谷部の台詞準拠なので、如伝を通っても序伝のことを粘着系男子の15年ネチネチ付喪神版をやってるなら、そっかぁ……って感じだからです。
无伝骨喰の台詞の整合性について
初演と再演、どちらがn回目で、どちらがn+1回目なのか問題が諸先輩方の間でアツく考えられているのを知っていたので、公演順が順番に巡ってるとあんまり考えてなかったんですが、今回の无伝で悲→陽のスイッチが起きてるので、全ての抜け出せていない円環が悲伝にたどり着く以上、悲伝よりあとの慈伝・維伝・綺伝を除いたすべての〇伝の中で、最新の時間軸は无伝だと思っていたんですが、そうなると骨喰の台詞の整合性が取れないんですよね。
骨喰の台詞でミスリード(?)を誘ってる台詞があって、数珠丸たちと釣りをしているとこでは「三日月が切るより俺が切った方がいい気がする」って言ってるけど、2幕で雪が降る前辺りで数珠丸と一緒にいるとこでは「高台院はやはり俺が切るべき《だった》」って言ってるんだよね……まだ三日月は高台院を切ってないのに……
まぁそもそも高台院を切るという発想が、ね……
釣りのシーンの後で高台院から「私を切ってください」って願いが出されるから……なんで高台院を三日月が切ると骨喰はすぐに言えたんだろうね……
一応、この夏の陣の大坂に高台院がいちゃいけないってことは把握出来てるから、あってはならないものは切るって発想に飛ぶのは刀剣男士としては普通なのかも分からんが……
まぁ一旦そこは置いといて、「やはり俺が切るべき《だった》」の方ですよ。
アカデミーナイトのトークの中で刀ステは日替わりとかのアドリブOKの部分以外、一言一句台詞を変えちゃいけないって言ってたのが結構印象的で(だから噛んでもあんなに執拗な言い直しをするんだ…って思ったので)、そうなるとここの「切った方がいい気がする」と「やはり俺が切るべきだった」には明確な意図がある気がするんですよね。
前半の「切った方がいい気がする」は、あくまでも三日月が元の主を切るのは心が痛いだろうから、俺が変わってやりたい、みたいな三日月に対する思いやり的なものを感じるんだけど、
後半の「やはりおれが切るべきだった」は「やはり」も「だった」も後悔の念があるというか、三日月が切ることで何か失敗的なことが起こる結果の否定をしたいみたいなものを感じるんだよね。
と、なると骨喰は三日月が高台院を切ることによって起こってしまう事象(note)を(記憶はないけど)知っていて、それは少なくとも骨喰にとっては最善の結果では無いと(記憶はないけど)知っていないと、あの台詞回しにはならないんじゃないかな。
一応、頭の片隅に置いておくとして、高台院を切ることで危惧していることと、骨喰が「ふとした疑問に三日月がいなくなる」という不安に襲われる直感は、とりあえず切り離しておいてもいいかな……
刀ステの物語全体での骨喰について
前回(note)に円環に組み込まれてる男士でまとめたけど、もうちょい掘り下げ。
上記の骨喰の台詞が気になったのが発端で、ちょっと骨喰を思い返すんだけど、あの…真面目に記憶が…ね……
いや、潔く過去の配信買ってチェックすればいいだけなんですが、ちょっと直近で別ジャンルの予定があって、時間が全然無いので、なんか…いつかちゃんとチェックしようと思いますが、誰かチェックしといて~って感じで…申し訳ねぇ(言い訳)
今回の天伝・无伝のキャスト発表がされた時に、三日月と出陣できるのは三津谷ばみだけっていうのよく見かけたんだけど、もしかして山伏と出陣出来てるのは北川ばみだけじゃないですか…?
刀ステの物語において、出陣先である各時代に付随する物語は置いといて、刀ステ本丸に直接(?)関係のある物語の中で、骨喰が印象的な働きをしているのって、何より一番はジョ伝におけるサイレントお守り渡しfor山伏だと思うんですけど、この行為は円環を巡る上で重要な結果の1つなはずじゃないですか。
ちょっとこれも細部まで覚えてないんですけど(本当に申し訳ねぇ)、如というより助で山伏が無事だった気がするんだけど、そうなるともしかして、助伝は隠しタイトル扱いではなく、普通に扱うべきなのかな…とも思い返した。
唯一、時間軸が複数あることが確定で全体的に観測できるのは虚伝だけで、同じイベントだとしているから維伝パンフの虚伝の記述は1つしか明記されていないけど(もし序と虚の間に入ったらどうしよ~)、助は舞台上で表現されている漢字なのにパンフに明記されてないのは、まだ観客が全てを観測出来ていないイベントだからなのかな~と。
(虚伝の初演と再演は全く同じイベントだけど、時間軸が違う。序/如は違うイベントだけど同じ時間軸上にある。)
…っていうのは、まぁ正直置いといて。
ず~~~っと骨喰と山伏が分かんないんですよね。もちろん仲間だし、刀ステ本丸において何か思い出があるのかも知れないけど、骨喰と三日月っていう分かりやすい元・足利組みたいなのが分かんなくて(単純に私の知識不足かもだが)、でもあのジョ伝において山伏を助ける男士に骨喰が選ばれたってことは、この円環において骨喰は三日月と同じぐらい鍵になる男士のはず……
維伝パンフに2振り名前があったので、一応三津谷ばみと北川ばみは別個体だとしておくけど、山伏を助けるのは北川ばみで、三日月と共にいるのが三津谷ばみなんだよなぁ。
っていうか、コロナが無ければ普通に綺伝やってて、綺伝に天正遣欧使節が出るとなるとそこが山伏と繋がるそうですが(私はここの歴史さっぱりなので伝聞状態)、そうすると綺伝やってからの天伝・无伝で何か繋がる話が見えたのだろうか……ねぇ~~~~~
いやだって改変/灯だとこう…ちょっとずつキリスト教を感じたけど、綺伝でもっと明確にキリスト教を感じてたら、无伝の秀頼と高台院のあのピエタ(高台院が秀頼の亡骸の頭を抱きしめている様)の意味変わるでしょ……
高台院の尼頭巾は前に触れた(note)解釈が自分の中でしっくりきてるけど、それと並列でここピエタのように見せるためにしたんじゃないのか…?
キリスト教で復活者にあたるキリストの位置に秀頼がいたら、无伝のあとに秀頼が復活することの暗喩=円環の繰り返しが再発生=悲→陽では円環の巡りは解決しないって方程式、1回目の観劇で考察しちゃったはずだけどなぁ!?
幸い(?)、キリスト教っぽいな~って思ったのは大回転の前のBGMが荘厳な教会音楽だな~と思ったぐらいで、上記ピエタだとも気づきませんでした。
でじたろうさんのゲネプロ写真の正面からの図がめっちゃピエタだったからね~~~っていうのと、天正遣欧使節のキャスト発表がされてやっとこの考えに至ったぐらいですよ(たぶん考えすぎだよ、杞憂じゃ)。
円環の果てに探すもの
前回(note)、望むものって書いちゃったけど、如水は「三日月宗近も、お前たち刀剣男士も、そして我らも皆同じものを探している」って言ってた。探しものです。
探しものって、
・元々持っていたものがどこかに行ってしまったので探している(失せ物を探す)
・元々持っていないものを手に入れたくて探している(探し求める)
どちらにも取れるなぁ。
三日月が探しているのは、本丸の皆に背負わせるにはいかないもので、悲伝において(恐らく望んでいた結果を得られなかったので)円環を再び巡り直す判断を下す理由になるようなもの。
そしてそれは、(本質的になのか、副産物的になのか置いといて)刀剣男士も、如水たちも探しているもの。
……なんだ?
恐らく具体的な事象の結果ではなく、もっとざっくりしたものなのだとしたら、最良の結果がたくさん手に入ることなのかなぁ。。。。
以下マジで妄想でしかないので、どうしようもないんですが、
▼三日月
前回(note)も書いた鬼丸国綱の正しい顕現と、何か他にも散らばる良くない結果(例:山伏が如で折れる)を防ぎ、なるべく多くの最良を手に入れること。
三日月が円環を抜け出す可能性が陽伝にはあるが、无伝を通った時間軸しか陽伝にたどり着くことは出来ないので、その場合は如(助)伝を通ることは出来ず、小田原での記憶は敗走の記憶のみで、山伏は折れる。
…という整合性を保つためにも、例の衣装展の部分での本丸のみんなの振り返りは、2振りともたくさんの時間軸を巡っているので、どの記憶がどの時間軸の話かおぼろげのままに話しているって感じになりませんでしょうかね。悲伝で三日月がどんどん軍議を聞かなくなっていったっていうのもありますし。(皆に気付かれないように過ごしているなら、毎度三日月なりにちゃんと聞いている風を保つと思うため)
▼骨喰(三津谷)
陽伝に起因する結果を良しとしていない。骨喰としての最良は陽伝にはない。
そのため三日月と同様に円環を巡っている。しかし、骨喰というキャラクターには「燃えて記憶が無い」という基本設定があるため、各時間軸での記憶を持たない。
もしかしたら、三津谷ばみと出陣する時間軸の山伏は必ず折れていて、如(助)伝のお陰で山伏が助かることを知らないのかもしれない。
ただこれについては、悲伝で本丸襲撃があったときに、舞台上に出てない男士についてちょっと名前が出てくるとこがあったと思うだけど、そこに山伏の名前があったかどうかで、話がかなり変わってしまうので、マジでチェックしないとあかんな…とは思いつつ、中々時間が取れないので、いつかチェックしたら追記でもします。
前回(note)、特に考えずに悲→陽を「焼き直し」と表現したが、全ての時間軸が今回の焼き直し演出のように巡っているなら、円環を巡るたびに骨喰は記憶を焼かれ、うっすらと残る燃えカスのような記憶を頼りに自分の最良を探している。
▼維伝まんば
悲伝を良しとしていないが、三日月の行動(時間軸を移動しての1振りだけでの全てのやり直し)を良しとしていないので、本丸のみんなを強くするために各時間軸において本丸の仲間を強くするために、それぞれに物語をおくろうとしている。
自分達だけが失わずにいることを良しともしていないのなら、自分だけが本丸から失われれば他を良しと出来るのではないか、みたいな自己犠牲的なやり口をしていそう。
…となると、
悲伝を起こしたくない維伝まんばと、陽伝を起こしたくない骨喰と、陽伝はまだ分からないが悲伝では求める結果を得られなかった三日月…の3振りがもし円環を巡らしているなら、トロッコ問題とか、崖から落ちそうになってるどちらかしか助けられない問題になりかねん。
誰かの求めるものが手に入った時間軸は、誰かの求めるものが手に入らない時間軸になるので、延々と巡ってしまう。
でもそうすると如水の「手繰り寄せるそれは、反復する過去か、それとも過ぎ去りし未来か」って台詞が、誰かにとっての最良は他の誰かが円環を巡らせてしまったから再び手にするためっていう反復する過去で、誰かにとっての最良はその時点では叶っていない過ぎ去りし未来で、お互いがお互いの最良を探し求めて、それぞれの時間軸の最良を手繰り寄せようとしている…って解釈が合っちゃう。。。
そんな救いのないことがあるか…!?と思いつつ、TRUMPの文字が頭をよぎるのよ。
ついでなので片隅に留めておくんですけど、おそらく円環の記憶を持ったまま円環を繰り返し、しんどそうな表情を少し見せた无伝鶴丸と、
この天すらも驚かせたいと思い、遡行軍と似た風貌になったまんばちゃんに対しても何か思うとこあり…ぐらいな雰囲気だった維伝鶴丸は、どちらがより円環を多く回った方の鶴丸なんだろうね。
一番救いがあるのは、助伝が隠しタイトルではなくなって(我々が観た助は如の中でチラ見えした程度のもの)、山伏を救えた助伝が无伝よりも先の、最新時間軸でみんなの探しものが手に入るっていう……
そ~~~なると如水だか孝高だか官兵衛だかの探しものは何なんだろうね~~~~~~~~も~~~無理。
というわけで、无伝だけで何本考察書くんだって感じですが、とりあえずここまで。
今後は何かの機会に過去作を見て新たな発見があったときか、綺伝本公演を見て新たな発見があったらまた何か書きに来ます。
何かこれは?って意見があればましゅまろまで。
気になったらここに追記しに来るかもです。
追記(タイトル焼き直しの件)
またしても速攻追記すなって感じなんですが、先に助伝が隠しタイトルじゃなくなって~と言いましたが、そもそもこの无伝の時点で悲→陽の焼き直しが発生するなら、ジョ伝で観測したのも如→助の焼き直しの一部だったんじゃないか?
それならこの先のどこかでみんなが助けられる時間軸を探し出せるんじゃないか……?っていう薄い希望。
あ、あと追記ついでに一部表現が微妙だった日本語と、過去noteの追加をしておきました。ついでに今までのnoteも下に貼っておきます。