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総裁選:国会議員票・党員票 各382票の内訳

決選投票はともかく,その前,国会議員1人1票の「国会議員票」382票と「党員票」382票の,合わせて764票をめぐって選挙戦,開票有効票762票の結果,

▽岸田氏が国会議員票146票,党員票110票の合わせて256票
▽河野氏が国会議員票86票,党員票169票の合わせて255票
▽高市氏が国会議員票114票,党員票74票の合わせて188票
▽野田氏が国会議員票34票,党員票29票の合わせて63票.

予想通りの結果,但し,予想より若干ズレた(これはよほど事情通の人を除いて皆そうだろう).それは,国会議員票.第1は岸田で予想通り,第2位は河野氏ではない.高市氏.しかも30票近く差.ここまで伸びるとは思わなかった.

誰がなっても安倍路線で代わり映えがない.で,本命は岸田で,見込み薄だが賑やかしの河野,そして石破はどうか? これがベースだった.しかし,安倍・菅路線のツケの上,コロナ感染拡大と五輪強行で支持率急落・国政選挙が危ないため,どうするか,特に安倍チルドレンがどうなるか,という状況であった.

若い連中が若くもない河野支持の噂,そこへ岸田が自民村民としては軽薄にも国民的関心の「モリカケ」再調査などと言い出したものだから(直ぐ取り消したが),ここで慌てた安倍が高市カード,これでバタバタ動き出したか.問題の2名,河野と高市は共に所謂タカ派で,顔無し岸田と違い特徴らしきものが見受けられる程度.河野は,2人も(石破と菅)縁起の悪い背後霊がついたから伸びないという冗談がついたくらいが目立つ違い.それだけで上記の結果になるのか? やはり河野に人望がないのか? それは事前に分かっていたはず.やはり縁起か.人相の悪い・暗いのが3人も集まれば,選挙のカミが逃げるのだろう.

冗談を抜きにすれば,やはり黒幕が自分たちのためにバタバタと安全策をとったのだろう.バタバタの分だけズレが生じた.

しかし,野党共闘にとっては追い風かも.これを利用できないようではどうしようもない.

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