AppBrewの執行役員に就任しました
こんにちは。AppBrewの吉野(@_y0ssh1)です。
2021年10月よりAppBrewの執行役員として新規事業をリードすることとなりましたので、自己紹介や今後の意気込みなどを書こうと思います。
新規事業部について興味をもっていただけたら、是非お話したいです🙏
吉野って何者?
私は2016年4月に静岡県の沼津高専から東大に編入し、同年12月に代表である深澤(@YFuka86)と授業で知り合い、そのままバイトという形でAppBrewに携わり始めました。(そろそろ在籍して5年が経つようです)
当時はLIPSのアプリがちょうどリリースする直前のタイミングで、明確な役割分担もなく、自分がやれることは何でもやるような状況でした。
(オフィスの引っ越しも歩きで椅子を担いで運んだ思い出があります(?))
プロダクトも順調に成長しており、面白いフェーズで、翌年の4月には渋谷でカニチャーハンを食べながら社員にならないかみたいな話をして社員としてフルコミットすることとなりました。(大学は無事ストレートで卒業できました)
そこから実際にLIPSに関わることはなんでもやるという感じでiOS,Android,サーバ,レコメンド周りなど学びつつグロースに携わって来ました。
大分ざっくりとしていますが大きなタスクなどを任せてもらえ、技術的にもサービスを作る人間としても成長ができたかなと思います。
(一部ですが↓ナドナドです)
- ABテスト基盤作り
- リデザインプロジェクトに合わせたリファクタ
- LIPSAndroidの機能をiOSに追いつかせるための開発
- toB向けの商品(ダッシュボード)の立ち上げ
- LIPS iOSの開発・リリースオーナー
- LIPSのアプリホームにある「おすすめ」タブを始めとするレコメンド基盤の作成・改善
2年半程度LIPSに関わった後に現在の新規事業部へ移りました。
アプデ文をownershipを持って書いていました(?)
おすすめタブでのCTRが大幅に改善しました🎉
新規事業部について
前述の通りLIPSの開発にも一通り携わったところで、私が今までLIPSにて担っていた役割を安心して委譲できるメンバーも入社してくれたこともあり、2019年の6月頃から徐々にLIPSとは完全に独立した新規事業の開発に取り組んでいます。
新規事業部の目的としてはユーザーにとって価値あるものを作ることとなります。
今後LIPSには継続的に投資する一方で、これまでのサービスグロースのノウハウを生かして美容・コスメ以外の領域でもユーザーにとって価値のあるものを作っています。(今は5つ目となるプロダクトを作っています)
素早く仮説を検証することはもちろん最優先ではあるものの、多少初期導入のコストはかかってでも長期的に効いてくる技術への投資は惜しまず取り組んでいます。
具体的には新規事業部にてアプリを作るときは最近は基本的にはFlutterを採用しています。LIPS側はネイティブで書いていたので学習コストは多少かかりましたが、リターンはかなり大きかったと思います。
マルチプラットフォームのフレームワークであり単純に工数が減ったというのはありますが、それ以上に単純にUIの書きやすさの恩恵が大きかったです。(Flutterを最初に採用したアプリのリリースは2,3週間で行いました)
イベントに登壇させて頂いたときの資料です
他のフレームワークも必要に応じて採用しており、一つ前のプロダクトではElectronを採用していました(Flutter Desktopもいくらか整ってきたので今後もReact + Electronで書くかはわからないですが)
フレームワーク以外だと、直近ではGraphQLエンジンのHasuraを採用し、プロトタイプ作成時の変化の多いUIに対する開発コストが大幅に減りました。
これに関しては(Flutterで扱う上でのtipsなども含め)また別の記事で書こうと思います。
執行役員就任に寄せて
基本的にはこれまでと変わらず、サービス開発プロセスの再現性をもってユーザーにとって価値のあるプロダクトを作ることを続けていきます。
現状では成功といえるプロダクトは生み出せていないものの、いくつかのプロダクトの創出を経て、検証・開発のプロセスに関しては改善が進んでいます。
私が新規事業を続けられているのも優秀なメンバーがLIPSを継続的に成長させてくれているおかげであるので、しっかり新規の方でも結果を残していきます。
新規事業の開発が一番、自分がレバが効く部分だとは思いつつ、今回の就任を一つの契機とし、会社にとってレバが効く部分(主には採用関連)には意識的に時間を投資していきます。
新規事業に限らずLIPS側においても(この辺はCTOの堀江が書いていると思いますが)まだまだ挑戦の余地があります。
そんな中で会社やプロダクトがもう何段階か成長するためにはより多くのメンバーの力が必要になります。
会社の魅力がより伝わるよう、(新しい魅力的なプロダクトを作ることはもちろんですが)技術や会社のことなどもっと発信していければと思います。
最後に
AppBrewではLIPSを軸にしつつ、美容・コスメ以外のドメインのプロダクトも開発しております。新規事業を作ること全般に少しでも興味がありましたら、カジュアルな温度感でもお話したいです!
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