私の問題集はあなたにはたやすく見える

2人のカバンの中には違う問題集があるという。
代りに解いてあげたなら、代りに解いてくれるかな。

みんなが得意なあれこれが、あの子にゃ上手くいかない。
でも、あの子の得意なものはみな、誰もが出来ないこと。

あの子だけ、なんか違う。

いざ当事者となったときに、解き難い問題もあれば、本当に解けてしまう問題もあるだろう。
人に自分と同じことを求めないことだ。
もし、求めたいなら、相手ができることも自分ができている必要がある。
それは自分が求めることを「自分はできる」ということではない。

人それぞれに得意や不得意はある。
能力の問題でないと思えるものでも、能力であるかもしれない。

デコボコしていても、それらを組み合わせてみると面白いだろう。
別に、カチッとはまって平らになるとは言っていない。
依然として、デコボコでも意外な魅力に繋がったり、能力の向上に繋がったりする可能性を秘めているということだ。

もとより、そうでなくとも、平たく等しく同じことを求めすぎるのは考えものだ。
標準化した方が良いこともあるが、そこに一定の基準と弾力的な運用が必要である。

自分にできることからはじめたい。

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