先を読む

先を読むことを常に意識したいと思う。
必ずしも、毎度、先を読めているわけではないし、読み損なうことの方が多いかもしれない。

仮にそうだとしても、先を読む努力をしたい。
先を読むためには、周りに注意を向けたり、次なる手を意識したりする。

よく列車で、今の流行り病が流行る前から、「すみません」とか「降ります」といった言葉を発することなく、降車しようとする人に遭遇する。
そのような人は、時折、身体の一部や荷物を身体に当てて、自分の存在を知らせようとしてくる。
あるいは、隙を見て、すり抜けようとしてくる。

列車では、先に通した方が良い人(空間の空き具合や通る人、その数などから判断する)を見て、自分も降りる駅でも、あえて待つこともある。
このとき、たいてい、すり抜けや荷物当てが起きる。
別にそれは良いのだが、目の前だけでなく、その前の人の前方(少し先)を見ることができれば、焦ることもないし、歩調を合わせて譲ることもできるだろう。

また、降りるアピールとして、身体の向きを変えることに加え、ICカードを取り出してみせ、身体上半分あたりにまで持ち上げせてみせる。
それでも、すり抜けなどは起こることはあるのだが、人を変えられないので自分の行動を工夫するしかないのだ。

このとき、比較しては疲れてしまうので、なるだけ客観視しなくて良いことは客観視しないことも大切だろう。
これに加え、自分がやることやれることを相手に当てはめないことだ。
自分が正しいとか正義とかではないのだから。

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