見出し画像

助っ人候補24-25 先発(8人) 12/23時点

やはり先発というだけで需要があるのか毎年数が少ない先発候補。
今年目を引くのはやはりシンダーガード選手、今年は衰えで所属球団が無かったもののNPB、KBOでもオファーがあれば行きたいと語るくらいにはまだ諦めていない様子。
ただ助っ人枠の少ないKBOは既に全球団が外国人補強を終了、NPBでオファーは果たしてあるのか……?


ニック・マーゲビチウス(28)


先発 196cm/100kg 左投げ
今季CPBL G18(allGS) 7-6 ERA2.82 IP108.1 SO86
概要
埼玉西武ライオンズ/東北楽天ゴールデンイーグルス公式SNSをフォローと報道のあった台湾の長身左腕
平均144km/hのストレートにカーブ、チェンジアップ、スライダーを投げ分けるがメジャーではパワーレスで被弾が多くCPBLへ活躍の場を移した
コントロールが非常に良く球持ちの良さが特徴的
獲得球団が現れるか注目

コントロール ◎
ファストB △
変化球 〇
一発 ×
球速 〇
実績 ×

チャド・クール(32)


先発/中継ぎ 190cm/98kg 右投げ
今季MLB G31(GS1) 0-2 H1 SV1 ERA5.06
通算MLB G174(GS117) 31-47 H5 SV2 ERA4.98 IP668.1 SO590
概要
絶品のスライダーと平均151km/hの快速ツーシームで奪三振を量産する豊富な変化球誇るテクニカルな剛腕
他にも平均140.6km/hの魔球高速チェンジアップ、スイーパー、カッター、平均153km/hのストレートとどれも一級品
コントロールは良くなく一発を浴びやすいのが難点も、スリークォーターから繰り出される豊富なレパートリーは大きな魅力であり更に現在リリース中、獲得難易度は他の選手より低いか
一昨年までは先発を担い、27先発もしていたので先発としてオファーを掛けたいところ

コントロール ×
ファストB ◎
変化球 ☆
一発 ××
球速 ◎
実績 〇

ヘルソン・ガラビト(29)

多彩な変化球にコントロール、球速も充分。高評価を押せるスターターだ


先発 183cm/72kg 右投げ
今季3A G13 1-4 ERA3.42 IP55.1 SO55
概要
今季メジャーデビューの苦労人
平均150.2km/h絶品の超高回転ストレートを軸にツーシーム、カーブ、サークルチェンジ、スライダーと多彩なレパートリーを兼ね備えている
また高速クイック投法も武器でコントロールも売りとかなり日本向きな投手か
ただ全体的に少しスケールが小さく、エースと言うよりは安定したローテ候補として見るべきかもしれない
昨今貴重なスターター助っ人候補の中でも全体的な安定感はピカイチ、是非とも先発確約のオファーを

コントロール 〇
ファストB ◎
変化球 〇
一発 ×
球速 ◎
実績 ×

ドミンゴ・ヘルマン(32)

19年には18勝4敗防御率4.03、勝率.818で最高勝率(メジャーでの表彰は無し)だったヘルマン。ここで終わるにはまだ早いのではないだろうか


先発 188cm/79kg 右投げ
今季3A G15(GS14) 7-4 ERA5.04 IP75 SO74
通算MLB G119(GS91) 31-29 ERA4.54 IP543 SO561
概要
絶品のカーブを軸に奪三振を量産する完全試合達成経験もある右腕
その他武器は平均146km/hのストレート、ツーシームにサークルチェンジ
本来はコマンド能力に長ける技巧派だが今季は制球面でも苦しみメジャーは7登板に終わった
緩急自在且つ野球IQの高さが目立つ投球術で翻弄するのが魅力的も、パワーレスで一発を浴びる場面がかなり多いのがネック
今季の契約は125万ドルと比較的安価でオフはFA、獲得挑戦してみるのも良いかもしれない

コントロール 〇
ファストB 〇
変化球 ☆
一発 ×××
球速 〇
実績 〇
年俸 125万ドル

ウンベルト・カスティジャーノス(26)


先発 180cm/100kg 右投げ
今季3A G21(GS20) 9-1 ERA3.81 IP104 SO102
通算MLB G40(GS16) 5-5 H1 SV1 ERA5.43 IP111 SO80
概要
平均145.8km/hのシンカーとカッターを軸に平均144km/hのストレート、カーブ、チェンジアップを駆使する多彩なレパートリー誇るサイドハンドピッチャー
基本的にまとまったコントロールではあるものの、流石にノーパワーが祟り本塁打を浴びる傾向が高い
特に軸のシンカーを狙われる傾向にあるのが懸念点ではあるが、球の質そのものは悪くない
現在FA

コントロール 〇
ファストB △
変化球 ◎
一発 ×××
球速 △
実績 △

ニバルド・ロドリゲス(27)

昨年はメキシカンリーグで17先発94.2回、防御率2.76。与四球率1.90、奪三振率7.99という桁違いのクオリティを見せつけた。その時から筆者は彼を追いかけている


先発 185cm/97kg 右投げ
今季CPBL G26(allGS) 10-4 ERA2.16 IP154 SO156
プレミア12 G4 0-1 ERA3.27 IP11 SO14
概要
昨年度メキシカンリーグ防御率3位の若き右腕が今度は台湾で躍動
平均149km/hのストレート、ツーシーム、カーブ、スライダー、スプリットチェンジと緩急も横変化も縦変化もあるバランスの良いレパートリー
奪三振率、与四球率共に優秀なスタッツでありこれは3Aでも2022以外は同じく優秀で今年も継続
被本塁打率は2年連続で良スタッツなので昨年度比で評価を上げた
メキシコ、台湾で実績を積み重ねただけありお得な1枚でありプレミア12ベネズエラ代表としてもそのポテンシャルを遺憾無く発揮
気になるならチェックしておいて損は無いだろう

コントロール ◎
ファストB 〇
変化球 〇
一発 〇
球速 ◎

ナビル・クリスマット(30)


中継ぎ/先発 185cm/99kg 右投げ
今季3A G27(GS16) 2-4 ERA5.81 IP79 SO75
今季DWL G9(allGS) 4-1 ERA2.20 IP45 SO39
通算MLB G114(GS1) 9-6 H8 ERA3.71 IP177 SO162
概要
極上のピッチバリューを誇る横滑りするツーシームチェンジが投球の7割を占める独特な投手
他には平均145.6km/hのストレート、カーブ、スライダーを投げ込む
今季3Aではかなり不調で終わったもののDWLでは勝利数、奪三振数1位、防御率3位と復調の兆し
通算MLBでのツーシームチェンジのピッチバリューは破格の+14(+1で1失点減らしている計算)を記録、初見では絶対に打てない魔球と化している
また平均116km/hのスローカーブも中々打ちにくく、変化球投手であるのが窺える
今季メジャー、3A、WL含め41試合131投球回というタフネスさも魅力
ストレートのピッチバリューが低いのが難点も、NPBでなら通用する可能性は充分にあり先発と両睨みでオファーしたい
現在FA

コントロール 〇
ファストB △
変化球 ☆
一発 △
タフネス ☆
球速 〇
実績 〇

ノア・シンダーガード(32)

全盛期から8.5km/hも平均球速が下がってしまった。それでもNPBではかなり速い方。まだまだやれると思いたいが……


先発 198cm/109kg 右投げ
通算MLB G164(GS162) 59-47 H1 ERA3.71 IP941.1 SO928
概要
通算4度の2桁勝利誇る元トップメジャーリーガーがアジア球界への移籍も視野との報道
元々は平均157km/h程を計測出来ていたが20年のトミージョン手術を境に球速が大きく低下、昨年度は2勝止まりで今年は所属球団無しという悔しい結果に終わった
現在は平均148.5km/hのツーシーム、ストレートとチェンジアップ、カッター、カーブ、スライダーも変化球の衰えも著しく奪三振能力は全盛期の見る影も無い
それでもまだ32歳とまだまだ働きたいはずの年齢、オファーさえあれば元球宴投手の目はまだ死んではいない

コントロール ◎
ファストB △
変化球 △
一発 ××
球速 ◎
実績 ☆

いいなと思ったら応援しよう!