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人間の能力の限界を知ろう

現代の選挙の仕組みって、
おかしいところが多いですね~。

最も有名なのが「一票の格差」という問題。

地域によって当選する人数が異なるので、
一票の重さが地域によって異なり、
人口の少ない地域と人口の多い地域との差は
2倍以上も違う場合もあるようです。

裁判でも「違憲」と判断されていますが、
それでもなかなか改善されません。

憲法違反な状態の選挙で決まった議員が決めた法律は
民意を反映してるのでしょうか?

また「一票の格差」は地域による格差だけじゃなく、
いろんな格差があると思ってます。

例えば、年齢による格差。

政治家が決める法律や政策というのは、
未来を見据えたものも多いです。

どんな年齢の方も「今を生きている」
という意味では同じです。

ただ、未来や将来を考えると、
意味合いは変わってくるのではないでしょうか。

20歳の一票と80歳の一票。

全く同じでいいものか・・・。

また、選挙権は18歳からありますが、
18歳未満の子供たちも今を生きています。

選挙のことは分からないかも知れませんが、
子供たちの保護者が担うことはできると思います。

子どもを持つ親の一票は少し重くても良いと思います。

いくつか例を挙げましたが、
このように「一票の格差」はいろんな面であります。

住んでる地域や年齢、家族構成だけでないかも知れません。

じゃあ「一票の格差」を是正しよう!

といきたいところですが、
なかなか進まないのが実情です。

それは何故かというと、
どのように是正して良いものか分からないからです。

こちらを立てれば、あちらが立たず。

「すべての人がバランス良く、損も得もしない」

そんな是正プランなんて、
人間の頭で考えることは難しいと思います。

人間は感情もありますので、
自分がこれまで生きてきた環境に照らし合わせて
判断してしまう生き物です。

人間が考えると、必ずどちらかに偏りができてしまう。

もう、コンピュータに任せるしかないと思います。

いわゆるAIですね。

「AIも人間が創るんだから、人間の思惑が入るでしょ」

という意見もありますが、
アルゴリズムをオープンにして、
どの人間の思惑も入らないことを有識者で確認した上で
AIを稼働させれば良いと思います。

そのAIの決めた決断は、
あらゆる事象を踏まえた上での決断なので、
最も尊重される決断になります。

人間の頭では思いもよらない判断を
することもあるでしょう。

そんなときにも信用することが必要です。

人間は人間の能力の限界を知るべきです。

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