特年コインって。。。
レアコインの基準【レアコイン指数(銀行ロール指数)】と特年コイン
コイン収集をしていると辞書にも出ていない意味不明な言葉に出会う。
特に意味不明な言葉が「大特年」「中特年」という言葉。
特年という言葉がそれである。
色々と考えた結果、「特年」という言葉は、たぶん戦時中の「特年兵」から一番最少のモノを指すのじゃないかと思います。
※大日本帝国海軍では、少年兵よりも若い最年少の兵隊さんを「海軍特別年少兵」と呼び、「海軍特年兵」が「特年兵」と略されていたことから推測。
当時、コイン収集家の年齢層は高いので、特年という言葉を使っている年代からしてもハマるものがあります。
「大特年」「中特年」という言葉は、特年という言葉の定義が無いので、レアコインと同じニュアンスから派生した言葉だと思います。
大特年「超レアコイン」を意味し、以降、中特年・小特年・・・となるのでしょう。
しかし、特年兵から派生した言葉なら、最少の硬貨だけが「特年」であって、他は特年ではないのではないか?
「特年」という言葉の定義が無いので、私は、各硬貨(通常貨幣)の種類ごとに最少製造・発行枚数のものを「特年」としたいと思います。
現行の通常貨幣には、
1円玉が1種類、5円玉が3種類、10円玉が2種類、50円玉が3種類、100円玉が3種類、500円玉が3種類、全部で15種類ある。
各種類別で、最少製造・発行枚数の硬貨「特年硬貨」を紹介します。
令和5年までの中での特年コイン
1円アルミニウム貨幣
【特年コイン】
平成30年
5円黄銅貨幣無孔(穴なし)
【特年コイン】
昭和23年
5円黄銅貨幣楷書体(フデ5)
【特年コイン】
昭和32年
5円黄銅貨幣ゴシック体
【特年コイン】
平成23年
10円青銅貨幣ギザ付(ギザ10)
【特年コイン】
昭和33年
10円青銅貨幣ギザ無
【特年コイン】
令和5年
50円ニッケル貨幣無孔(穴なし)
【特年コイン】
昭和33年
50円ニッケル貨幣有孔(穴あり)
【特年コイン】
昭和35年
50円白銅貨幣
【特年コイン】
平成23年
100円銀貨幣(鳳凰)
【特年コイン】
昭和32年
100円玉銀貨幣(稲穂)
【特年コイン】
昭和39年
100円白銅貨幣
【特年コイン】
平成13年
500円白銅貨幣
【特年コイン】
昭和62年
500円ニッケル黄銅貨幣
【特年コイン】
令和元年
500円バイカラー・クラッド貨幣
【特年コイン】
令和3年