小さな嬉しい
月曜日。
先週、Kさん(女性職員)の様子がいつもと違っていたのでお菓子をあげた。「元気出てきた!」と笑顔に。その一言が出るKさんはやはり素敵。
朝、Nさん(女性職員)から「いってらっしゃい」とあいさつされた。そんなことを言われることがあまりないので、ありがとうございますと返してしまった。この人は、産休前はヤンキーみたいで正直怖かった。育休から戻り、チーフや環境も変わったら、優しいお姉さんみたいになった。ひっそりと私の体調も心配してくれていたらしい。仕事もプライベートも無理せず頑張ってほしい。
配達終わり、コーヒーとシュークリームを買って事務所に戻った。Kさん(男性職員)が「おしゃれなコーヒー飲んでるー!いいなー!」というのでシュークリームをあげた。最初は遠慮していたが、美味しそうにたいらげた。お返しするというので、大丈夫と断った。「どうしても」と言うので、同じようなので、と返答。
金曜日。
事務所に戻ると、シュークリームのKさんが「食べてね!」と一言。史上最高美味しいチーズケーキを買ってきてくれた。今までで一番うまかった。シュークリームが150円くらいなのに、ケーキは250円くらいした。本人曰く「貰ったものより安いものは絶対やらない。すこし高いものをやるのが俺!」。私も真似したい。私のためにしてくれた(考えてくれた)ということが一番嬉しい。
意味の違う嬉しい。「新人さん、通常コースの配達は無理だ。体力もねーし」とチーフと部長と話しているのを聞いた。捻くれている私は少し嬉しい。というか配達できないなら店舗部門に返してほしい。と、これは言い過ぎた。でも正社員なのに病気もないしぶりっ子で元気でうるさいくらいなのに、最低ラインの仕事ができないレベルってどうなのよ。朝は出勤時間前まで車でゲームして、その後おしゃべりに精を出して、まだ一人で配達していないってどうなのよ。
他には、お客様から「コンビニで弁当買ってるとこ見たよ。ちゃんとご飯食べて休んでて安心した」とか「女の子なんだから爪大事にしなさい(配達でよく割れる)。あんた買わないだろうから手袋準備したから使いなさい」とか「体調大丈夫?」とか色々と物や言葉を貰った。これだからこの仕事はクソだけどやめられない。