家族とした自殺の話、苦手な相手

朝の会話と思えない話ではあった

発端は自分の寝室の話だ
四方をクローゼット、本棚と電子ピアノと机に囲まれてて真ん中にむりやり寝る場所作ってる、と言われた

確かにその通りでさ、本当は何もない部屋で寝たいんだよね、と返事をしたんだ

自分の、何もない部屋というワードが持つイメージは、本当に文字通りの、家具がない場所という、ただ単純にそれだけの眠るためだけの空間、という意味だったのだが、家族は違う受け取り方をしたのだと思う

それを聞いた家族が、何もない部屋でお花とか飾った中で寝る感じ?  いいよねー、死ぬみたいだねー、と言い出した

なんかのイメージがあるんだろうことは想像できた、が、何を想像したのかは分からなかった

そして、なぜかお花といえばー、知ってる?  スズランいっぱいの部屋だと死ねるらしいよ、と豆知識を持ち出してきた  

それから、苦しいのは嫌だから毒は苦しそう、と言う  自分は一酸化中毒とか一瞬なんじゃないか?気づいたときには死んでるんじゃないか?とか、首吊りが確実、水死体は誰かわからないレベルで膨れ上がるから美しくないよ、とか知ってる知識で返した  別におすすめするとかでなく、知識の交換的な?話だ

実際、自分は親しい親戚が自殺してて、その死に方死に顔、その時のメールの行き違い警察の対応の冷淡さなどが実際自分の中にこびりついてるから、自分にはトラウマであり、自分の死生観とともにリアルな問題として自殺について思うことがある
  
よく話を聞いてると、彼女は死役所という漫画にハマってて、死んだ人間が死後の身の振り方を手続きしに来る場所=死役所には死んだ状況の姿で現れるから、 人身事故の人はどんな姿で死役所に来るのか?と疑問におもってるらしい  なるほど  バラバラ死体がバラバラのまま死役所にやってくるのか、と疑問なんだな?と分かった  

ぼくは肉片くっつけて包帯ぐるぐるで来るんじゃないか?と適当なことを言ったんだが、それはその漫画のルールに合わないらしいことを理屈を並べて話していた  

その内容は、ぼくには心底どうでもいい話だったし興味なかったが、アニヲタの自分はだいぶ前に死役所は見ていて知ってたし、相手が楽しそうに話してるから時間を取って聞いてあげた  自分にはそこが重要だ  自分はたいてい相手の話してる内容より、相手が楽しそうに話している姿を見るのが好きで話をする  他人のために自分の時間をあげるということは、好きでないとできない  自分は脳の作りが一般と違うから本当にできないことはできないし、嘘もつけない正直者だ  ごまかしは良くするが、聞かれると正直にしか話せないし、オブラートに包むような曖昧な表現ができない  

そもそも、死にたい、なんてぼくは思っていても口に出して今まで一言も言ってないのにさ、どうして分かったんだろう?  お互い病んでるから自分の考えてることなんてお見通しなのか?

まあ、朝からそんな死後の世界とか自殺の方法について普通にマジレスして割といい空気感と雰囲気で語っていたんだが

そこに起きてきたメンタルめっちゃ健康な別のJK家族が、朝からやめてよねー、と割り込んできてこの話はすー…っと終わった(笑)

正直、自分はこの元気メンタルな家族が苦手だ  マジで自分健常者マインド超健康的思考の持ち主で、一生理解されないのが、話さなくても分かってしまうレベル
  
そもそも、そんなに思考しないタイプで、分からないと相手や物事の深淵を理解しようとする前に考えるのを放棄するタイプの人間だ  

いつも自分が体調やメンタル不調で寝込んでいるとき平気な顔をして、邪魔とか、嘔吐で苦しんでいてもこっちまで気持ちわるくなる、とか言う無神経(笑)  

単純であっけらかんと明るくてハキハキしていて、かわいいなとは思うけど、家族じゃなかったらつき合わない、避けたい  

例えるとディズニードラマのヴィランみたいな悪役がいいそうなセリフを悪口と認識しないでさらっと言ってくるやつ 

自分は多種多様、適材適所を認めてるから、本人にお前が苦手だ、とは言わないけど、あまりにも気遣いのない言動にこちらはものすごく何度も傷つけられていることは、そのうち機会があったら言いたいかな  でもな、本当にダルい  絡みたくないから、一生言わないかもしれないし、分からん(笑)


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あさくら。✞ベルーガ✟/xyax513
公的サポートは受けられるほど重病でないものの、フルお勤め仕事ができない半病人の身、サポートしていただけるとマジでありがたいです。