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映画メモ 『イージー・ライダー』

1969年、デニス・ホッパー監督・脚本・出演。

あらすじ

メキシコからロサンゼルスへのコカインの密輸で大金を得たワイアット(ニックネームはキャプテン・アメリカ)とビリーは、金をフルカスタムされたハーレーダビッドソンのタンク内に隠し、カリフォルニアからマルディグラ(謝肉祭)の行われるルイジアナ州ニューオーリンズを目指して旅に出る。

カトリック信者の農夫の家でランチをご馳走になったり、ヒッチハイクをしていたヒッピーを拾って彼らのコミューンへ立ち寄ったりと気ままな旅を続ける二人。しかし旅の途中、無許可で祭りのパレードに参加したことを咎められ、留置場に入れられる。そこで二人は若い弁護士ハンセンと出会い、意気投合する。

そして、ハンセンの口利きで釈放された2人は、ハンセンと共にルイジアナ州ニューオーリンズに向けての旅を続ける。しかし「自由」を体現する彼らは行く先々で沿道の人々の思わぬ拒絶に遭い、ついには殺伐としたアメリカの現実に直面する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC

その後、訪れた街で弁護士は街の人に襲われボコボコにされて死ぬ。旅する2人は謝肉祭で女を買ってキメセク、自由だ!となった後、何気ない道中ですれ違うトラックに乗ってた一般人に銃で脅され、撃たれてしまう(死んだかどうかはわからない)。終劇。

ヒッピー文化を描いた映画

ラストなぜトラックの男は銃を撃ったのかよくわからないなあと思ったが、時代背景を知るとよくわかる。以下の記事がとても参考になった。

ジャンル分析

脚本のジャンルは金の羊毛・・寄りの「なぜやったのか」かな?
旅、相棒や道中出会う人々が金の羊毛パターンの2要素を満たすけど主人公が旅の目的以上の何かを手に入れる=主人公の成長があったか、というと微妙な気がする。一方で衝撃のラストに至るまでに描かれるヒッピーとそれを嫌悪する社会、という構図を演出していたという点で「なぜやったのか」パターンだと思った。

感想・ひとこと

バイクに乗って旅に出たくなる映画。バイクで旅する姿、広大な景色、好きなように走って好きなように酒を飲み、出会った人を乗せてまた旅をする。といった様子が楽しそう、自由で羨ましい、と思わせてくれる。


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