映画メモ 『スイス・アーミー・マン』
本日の映画は「スイス・アーミー・マン」。2016年、ダニエルズ監督作。
ストーリー分析
主人公はどう変化したか
一目惚れした女性(既婚)に想いを募らせていた主人公。人生に絶望し自殺しようとしていたところに死体のメニーが現れる。メニーは死体だが主人公の望むものを出してくれるスイスアーミーナイフのようなやつだった。交流を深める中で一目惚れの女性への想いをメニーに伝え、メニーも彼女に恋をする。最終的に彼女の元にたどり着く2人だったが、メニーの能力は失われ主人公はメニーに彼女のことを教える過程を全てみられストーカー犯として捕まってしまう。
あらすじ
ジャンル分析
バディ要素もあるがどちらかというと「魔法のランプ」パターンだと思う。最終的に願いが叶うタイプではなく呪いが叶うタイプのほう。
Goodだと感じたこと
全体的に頭おかしい
死体のメニー役はダニエル・ラドクリフ。ハリーポッターが冒頭から屁で海上を自走する船みたいになるのがシュールすぎ。最初からこれが来るのでこの映画は頭おかしいですよ、ちゃんとついてきてくださいね、って言ってくれてて優しい。
映画の9割は役者2人で進む。この前見たオキシジェンもそんな感じだった(こっちはほぼ1人だ)がちゃんと映画として成立している。面白いストーリーに必ずしもたくさんの役が必要なのではないんだな、と改めて思った。