映画メモ 『パシフィック・リム』
パシフィック・リムを観た
いつか観ようと思っていたけどなんとなく観てなかった作品。監督のギレルモ・デル・トロは敬愛するゲームDeathStrandingのデッドマン役で馴染みがある。2013年の作品。
ストーリー分析
主人公はどう変化したか
怪獣がいる世界。対抗手段であるイェーガーは二人乗りのロボット。主人公は兄と共にイェーガーのパイロットをしていたが、戦いで兄を失ってしまったところがスタート地点。イェーガーの運用は一時凍結されるがやはり必要とされ、主人公は新たに相棒となるマコとともにイェーガーに乗り込み怪獣と戦う。マコは一時的にパイロットから外されるがそれは過去に幼いマコを救った司令の想いからの判断だった。最後は主人公とマコ、司令たちの乗るイェーガーが怪獣と戦い、司令たちの犠牲のうえで勝利する。主人公とマコは脱出した海上で互いの生存と絆を確かめあった。
ジャンル分析
「バディとの友情」パターン。主人公とマコはお互いを補完し合うかたちで本物のバディになっていく。そもそもイェーガーの設定が2人の人間が必要で、その戦いを描く過程で主人公はかつてのバディを失った悲しみを乗り越えるし、マコは両親を失った復習を遂げるためイェーガーの研究者から本物のパイロットになる。
Goodだと感じだこと
世界観、映像美
ロボットと怪獣のリアルな描写とド派手なアクション。「なんか超すごい特撮」という感じで頭空っぽにして楽しめるのがよかった。メタルギアの雷電みたいな強化骨格っぽいスーツがはったり効いててカッコよかった。
声優陣
字幕で見ることが多いけどなんとなく日本語吹き替えで観たらガンダムのアムロも出るわシャアも出るわ綾波レイも出るわターミネーターも出るわ。主人公役の杉田智和が「ロケットパーンチ」で怪獣と戦うのもニヤリとさせる。
最後に
ギレルモ・デル・トロ監督は日本の特撮好きらしく監督のフェチが詰まった映画になっていたのだと思う。押井守の影響を受けているらしいので押井守作品も改めて観てみたくなった。監督だったり気に入った出演者で幅を広げていくと収拾がつかなくなるけど、気になるやつからちょっとずつ観ていこう。