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映画メモ 『ゼロ・グラビティ』

ゼロ・グラビティを観た

宇宙ものを観る週間、本日は「ゼロ・グラビティ」。2013年、アルフォンソ・キュアロン監督作。

ストーリー分析

主人公はどう変化したか

医療技師として宇宙での船外活動に参加していた主人公は宇宙ゴミに襲われ宇宙空間に投げ出されてしまう。同時に船外活動をしていた仲間のひとりに発見され一緒にISSを目指すが、主人公だけがISSに到達する。主人公は生きて地球に帰るために必死に知恵を絞り行動し、困難な状況を打破して地球に戻る。地球の重力を感じる主人公の描写で映画は終わる。

あらすじ

wiki参照

ジャンル分析

「難題に直面した平凡なやつ」パターンが一番近いと思う。宇宙飛行士が平凡なやつなのかというと微妙だが、幼い娘を亡くした母親であるという設定が明らかになるあたりでこの主人公も普通の人なのだ、という共感ポイントになっていたと思う。<難題>は宇宙空間からの生還。

Goodだと感じたこと

主観のカメラ

中国の宇宙船に乗り込んでソユーズを探す場面でカメラが主人公の主観になるところ。緊迫感が伝わってきて良かった。

宇宙空間の無音が実際に無音になることで表現されている場面があり、大爆発が起きても宇宙では何も聞こえないのだと言うリアル感と異様な恐怖感を演出していた。地球に帰還した後の海水と室内であっぷあっぷするところも海の中の時は水中の音が再現されていて、音での演出に拘っていた。

ラストシーン

地べたに這いずりばり重力を感じて喜んでいるところから立ち上がった主人公を強めの煽りで撮っていたところ。自身、喜びの感情が表現されていたと思う。

最後に

なんか主人公にあまり入り込めなかった。"宇宙に投げ出される"ことが未知すぎるからか。

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