イギリス留学で知った【空間を豊かにする】学びを刺繍に込めて"for ordinary"
こんにちは。刺繍作家のsuzukirieです。
今月から刺繍の柄をプリントしたiPhoneケースとモバイルバッテリーの受注販売をスタートしました。販売期間は7月31日（金）までです。
前回は、おまじないをかけるようにいろいろな植物や花をモチーフとした"祈りの庭"について紹介しましたが、今日はもう一つの、"for ordinary"（平穏な日常）の柄についてお伝えします。
平穏な日常に想いを馳せながら【for ordinary】
4月から緊急事態宣言が出て、家の中で過ごす時間が増えた方も多いと思います。
私も産休明けで本格的に仕事復帰をしようとしていたところで、入園を初日からお休みし、自宅保育を継続することにしました。
予定していた販売イベントも中止し、自宅で過ごす日々。子供と過ごす時間が伸びて嬉しいこともたくさんありましたが、仕事への意気込みは一度打ち消さなくてはならず、生活への不安を感じていました。
現在も外出を控えて過ごさなくてはいけない日々が続き、行きたいところにいけない、会いたい人にも気軽に会えない、自由に過ごすことが難しい。毎日毎日、自由に過ごすことができた平穏な日々に思いを馳せるばかりでした。
「少しでも明るい気持ちになってほしい」と願いながら刺繍をする日々
そんな期間でもオンラインショップでお買い物をして頂いたり、「受注会、楽しみにしています！」というメッセージを頂いたり、patterieのお客さま達に、とても励まされました。
"きっとほとんどの方が大変な時間を過ごしている。その方達に少しでも明るい気持ちになって欲しい"と願い、みなさまへの感謝の気持ちも込めて、刺繍をすることにしました。
イギリス留学で知った心地よい空間の作り方
今回の自粛生活で思い出したのは、留学していたイギリスでの日々。イギリスの冬はどんよりと暗く寒く、長い。気持ちが沈みがちな日々が続きました。
そんな時、一緒に暮らしていたフラットメイトの二人は、ヴィンテージショップやチャリティーショップ(リサイクルショップのようなお店)で見つけたブランケットを大切に使っていました。ニットの花模様のものだったり、ジャカードのクラシックなものだったり、パッチワークのものもありました。
わたしも一緒にそうしたファブリックアイテムを集めて飾るようになりました。
お気に入りのファブリックや刺繍は気持ちを豊かにしてくれる
ブランケットやクッションなど、インテリアファブリックを好きなもので揃えて、寒い冬の長い時間を過ごす空間を豊かにする。うつうつとした気持ちになりがちな季節も、心地よく感じられる生地やその柄がそばにある楽しみと温かみを知りました。
平穏な生活を過ごせるように支えたい
今回はそんな経験を思い出して、刺繍作品を作りました。"for ordinary"みんなが平穏な日々を暮らせますように。そんな願いを込めた柄です。
iPhoneケースやモバイルバッテリーはいつもお手元にあるものなので、見る度に心を穏やかにして、少しでもみなさんの心の支えになりますように。
こちらの刺繍のパターンをプリントしたiPhoneケースとモバイルバッテリーの受注の受付は7月31日（金）までです。ぜひチェックしてみてくださいね！
"for ordinary" 手帳型iPhoneケース↓
"for ordinary" iPhoneハードケース↓
"for ordinary" モバイルバッテリー↓
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