幽霊を抱き締める

晴れの日に洗濯をするの、シャブだね
「食、性、睡眠、晴れの日の洗濯」で四大欲求にしてもいいと思う
４は縁起悪いって言い出すひといたら「クーラーつけてアイス食べながら毛布にくるまる」も追加しよう

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文庫が出たので村上さんの騎士団長殺し読み始めました。
4冊あるうちの、イデアの上巻読み終わった。

『実のところ肉体はかりそめの虚しい住まいに過ぎないのです。・・・　我々は究極のベストを尽くしても、せいぜいビーフジャーキーにしかなれません』

普段村上さんを読まない姉が珍しくこの本をすでに読んでいて、「読みやすいかもと思って楽しく読んでたらイデアが出てきてやめてしまった」と言い笑っちゃった、
ライオンがしゃべったり妖怪が山ほど出てくる小説が好きなのにイデアがしゃべるのはアカンのか、とライオンがしゃべる小説は読まないわたしが言う

もうすぐ下巻を読み終わる。

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これからは新しい人生だと言ったけど
ともすれば本当になるかもしれない
いやなにも新しくはないけれど
わたしはわたしのまんまだけど
とても久しぶりに
自分の意思や力の及ばないところで
選択がなされている

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たとえば自分が
何かを達成することや自己実現を
目標に生きちゃ、また
上手に生きたいと
思うだけになってしまいそうで
ただ地球の隅っこで
見えるものに感動して
それだけでいい
難しいことだ
身を委ねると言葉をぽろぽろ
こぼしながら歩いてしまう
同じことを何度も言ってしまう
納得していないんだろう

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愛のこと思い出していた、
愛がなんなのかは永遠にわからない。
でも好きなひとたち、愛にまみれて、孤独を一瞬でも忘れられる楽しさや、あたたかい風、できるだけ優しい雨に打たれて生きて欲しいと願う。
触り合って笑い合っていとおしくて泣いてしまえ、性別なんてあとで思い出せばいい。