ふらふら
自分の昔のnoteを読み漁っていた。
ついでに当時の紙の日記も少し。
紙の日記は生々しくてあまり読めたものではないのだけど、何年も経ってからだと、案外冷静に読めるものだね。
2017年は本当に辛そうで、ギリギリで、よく生き延びたなと思う。
何も出来ないでいて、何かをしなければと思っていて。
当時付き合っていた人とやりたかったこと、やろうと言っていたことを全部自分ひとりで叶えていた。それを経験するというのが自分との約束だったし、恋人とは会えなかったのでひとりで実行したのだけど、それって本当に寂しかったんだよ。期待しちゃダメだと書きながら、ずっとずっと期待していたね。やりたかったことのひとつに生駒の山上遊園地にゆくというのがあって、でもこれは良い思い出として時々思い出す。
途中で19歳の男の子と出会って、一緒に山上まで行って、遊園地で少し遊んで帰ったんだ。眼鏡をずらして景色を見る横顔、奢りますよと言ってくれて乗ったアトラクション、高いところから、あそこが綺麗だと日が沈みそうな空を指差したこと。お手洗いから戻ったら写真を撮る手を止めて戻ってきてくれたこと。思い出すとこころがやわらかくなる。初対面で、最後まで名前も聞かなかったのに、なんだかとても親しい気分で、ちょっとだけデートみたいだった。
こういう思い出に支えられながらなんとかやっています、
日常で支えてくれる色んなもの、例えば家事とか仕事とかそういうものにも助けられる。
なんにしろ寂しいことにかわりはないけど。
守られているので、きっとまあ大丈夫だとは思う。なんとかなるのです。なんとかなるよ。
不安だらけでも、なんとかなってきたことを頼りにして、自分の経験を真実にして生きよう