サマーナイト
前向きにはなっているけれど、なっているだけで、何をしたらいいのかはいまだわからん。
この半年間無為に過ごしてきた(そう、空っぽの頭のなかで色々悩んでいただけ)ので、残りの半年弱どうやってこうかなあなんって。売れない画家ですどうも。
悩んでいたことは意味のあることじゃなかったし、過去に執着するのは嫌だし、素敵な人を素敵と思えているし、でも前には進めてなくて、ああ、あたし呪いをかける人間になっちまうのかしら。それはいけない。それだけは。
仕事自体は好きで真剣にやっているけれど、事務所との連携が下手くそで、気に入ってもらってるのに、いつもヘマをする。連絡不足。いつまでたってもベイビー。こんなこともできない。
そんで明日から一人台湾。初海外。次の日から仕事があることもあって、無事に帰ってこられるかがめちゃくちゃ不安。宮原眼科のパイナップルケーキ買ってくるから欲しかったらあげます。
このまま一生ひとを信じることが、ひとりのひと以外を信じることが、できなかったらどうしよう。
愛されているという自覚をもつことをもっともっと大事にする。でもそれも、あたしがもっとよくならなきゃなんない……自分が納得できる自分になる。
信じられなくて心も体も閉じきったまんま、だってもう何を言ったってあたしを揺るがせないよ、もっともっと心をもみほぐして話したい、誰に対しても。このままずっとここで…実家暮らしで何もなし得ないまま年老いてゆくなんて。あたしは無理だ、耐えられない。何もなに得ないことは悪いことじゃない。耐え難いのは、このまま、ひとりにもふたりにもなれず、終わることだ。