あ
ひか り のまば ら な
い いなりのら いおんの むれ
ちちののこしたいしょ に
おじいちゃ んをだいじに と
きりとられたちいさな
ひかりのぐんたいがなんども
ふとんのうえをおそう
そしてしらないひとのかおを
てらしてうつくしく
すこしにごったしろめの
あいまに
みつけられなかったものを
いまみつけた
なおらないきずぐち
しろいひふをひっぱると
むすうのせんがとびちる
まっすぐなくも
そらにかなわない
とけだしそう
だったからだも
おこしてしまえば
むいしきがぜんぶ
ちょうじりをあわせる
よりそうオオハシとフクロウ
いっぴきのらいおんになって
いいかい
そうだねえ
やっぱり
そうだよねえ
ひかりがしかくく
きりとったからだ
ぐんたいがうごくたび
ひえきったゆびさきの
さいぼうがいたい
マイ、マイ、マイ
ねつをもっている
これがすべて
これがすべてでした