トホタル
今日もヨガってきた。ヨガ、いい。
時々息をすることを忘れるときがあるというか、考え事しているときなんかに、あっ息とまってたなーとか頻繁にあるんだけど、まあそれでも普通に息してると思ってた、正しい息の仕方なんか教えてくんないし。
でも、ヨガを始めてから初めて本当に息をしてるって感じ、今まで息してなかったんだなと思う。なんかすごくいい。
鼻呼吸が苦手でしんどかったけどヨガのお陰でもう鼻呼吸しかしたくない、吸った空気が背骨を通ってお腹をふくらまして指先へいって足先へいき、また帰ってくる、内臓が返事をする、おいらあんたの内臓だぁよ~消化なう!つって。そうかお前があたしの内臓か。からだがあるな。
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このあいだ焼酎のお茶割りをゴフゴフ飲まされてでろでろになってカフェへ駆け込み話し掛けた18歳の男の子はセンター試験の本を広げており、高校生?と聞いたら大学生。高校も大学もバスケの推薦で入ったから今までいっこも勉強をしてこなかった、勉強がしたくて、頭のいい学校に入りたい。だからセンター試験の勉強してる。のだって。ええ?!まじで?!せっかく!バスケは?!とは言わなかった、感動しちゃってなんか、ババアなのかな~、ちゃんと自分のことを考えていてえらいね、と言うた。てへ、と笑って、春休みのあいだに一人でアメリカへ行った話をしてくれた。そしてあたしの話もちょっと聞いてくれ、まあどうにかなるわー、と誤魔化すと、
「俺は働いたことがないからわからないけれど、自分が自信をもって好きといえる仕事なら、月給が10万でも100万でも、それはおんなじと俺は思う」
と彼は言うた。ババアなのかな~、じわっとなり、18歳になぐさめられちゃった
自分でもわかっているのにできないことは目一杯ある、でもそう言うてもらえて何が変わるでもないけど安心できた気がします、はよ家出たいな、めちゃ酒臭いお姉さんが話し掛けても普通に接してくれてサンキューな、そしてライン交換したけど聡明なのでひとつも連絡がきません。それでいいのんよ…臭いお姉さんのことは忘れてちょうだい、しかしこれはちょっと、メモっときたかった、お姉さんすぐ忘れちゃうから