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ブルーグレーのワンピ

遠くまで飛んで、深くまでもぐって、そこにまだ誰かがいたら、たぶんどこかへちゃんと帰れる

怖いものはある。怯えることはない。きっと何者にもなれない。それでも生活がある。生活のためのお金と時間。他にすることがなにもない。わたしは絵を描きたいだけ。

お酒をたくさん飲んだ。言ってることがハチャメチャ。聞いてくれるひとに悪い。でも叱ってくれる。優しい場所だ、ここは とても

お月さまがみえて
あれは満ちてるの欠けてるの、と
何度も聞いてしまう、そんなのわからないって
どうか言わないで
詳しくないよってそんなの

夏がまだ終わらないのに
夜はもう秋が恋しい
リリリリと聞こえる
まるであの日みたい
夜が言う
まるであの日みたい

あしたのことを考えるので精一杯よこれ以上恥ずかしいのもかっこわるいのもみっともないのも勘弁よそして気高く泥臭く生きてく生きてく生きてく生きてく!お腹がいたいのは間違いなく今日この時間心臓がとっても緊張してるみたいだ脳みそはわたしにお話があるってひとり電車に揺られてるみたいに間違いなく決断したの間違いも間違いもなかった正しいもなかったでも正しくないもなかったよって脳みそが言っているよ前髪を切ってしまったこともよかったのよかったよよかったのだって。

雲の向こうに雲があるのを知ってる?わたしは知ってる。だから大丈夫。風が教えてくれる。

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