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カレン
2019年8月16日 23:18
夕暮れ、両隣にひとがいないほど空いている電車で窓から差し込んだ光を体で受け止めるそういう時間が人生には必要だ猛スピードで進む車両わたしは動けず呼吸だけは確かでただ愚直に生きてくことを知るんだ目をあけて生きることを胸にたまった水をいますぐは取り除かなくていいことをあまりにひとりぼっちでひとと話すとときどきやはり申し訳なくなって心のほぐれたやさしいひとになりたいそのた