2024年柔道整復師国家試験必修対策(社会保障)②
年金(公的年金)とは
公的年金とは国が将来給付してくれる年金のことで、わが国では「賦課方式」を採用しています。
年金は「財政検証」により5年ごとにチェックしている。
年金には公的年金、私的年金がありここでの「年金」は「公的年金」とします。
※私的年金とは→私的年金は国ではなく企業や個人が老後の生活に備えて準備する年金のことで加入は義務ではありません。
例:アフラック、東京海上、三井住友などの会社で出している個人年金が該当する。
※賦課方式とは→現役世代全員で拠出した保険料を給付対象者に対し給付する仕組み。
原則、日本に住む全ての人(外国人にも)に加入義務があります。
年金は「二階建て」の仕組みとなっており、20歳以上の者は学生、フリーターも含め全員が
「国民年金(基礎年金)」に加入します。
国民年金は原則として20歳になってから60歳なるまで(20歳以上60歳未満)の40年間、毎月一定の保険料を拠出します。
さらに会社員、公務員は「厚生年金」に加入し、給料から一定額を同じく拠出します。
公的年金の支給の種類
公的年金の支給には次の様なものがあります。
①老齢年金→退職した高齢者に支給
②障害年金→病気、怪我により仕事、生活に制限された人に支給
③遺族年金→被保険者の遺族に支給
※被保険者とは→ここでは、毎月年金を払っている人
※保険者→ここでは国のこと
わかりやすく書きました。
まとめると
公的年金には国民年金(基礎年金)、厚生年金がある。
国民年金は全ての人(日本居住者)が加入
厚生年金は会社員、公務員が国民年金に+して加入
保険加入者は①〜③の支給を受けらる。
①〜③は国民年金(基礎年金)と厚生年金で名前が少し変化する。
例: 国民年金→老齢基礎年金
:厚生年金→老齢厚生年金
(日本年金機構HP、教科書より)
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