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WIP No.1

さて。今回は作品制作の経過段階の報告をしていこうと思う。

10/9段階 タイトル未定 サイズSM ミクストメディア

いつもグラファイトメディウムという(鉛筆の鉛の部分が絵の具になっているようなイメージ)ものを使用した鉛筆画制作を近年行っていたが、いよいよ着彩も含めた作品制作をしたいきたいとの事で実験しながら日々制作している。

今回は背景にアルキド樹脂絵の具とアクリルを使用。
ブラックはアクリルのグラファイトカラーがあったので、そちらを使用。実際の質感は鉛筆のような鉛間があって画面には合っているような印象。
ここからさらにひと工夫加え、加筆して終了となる予定。

以下作品過程画像

着彩の時に描いていたあたり(下書き)が消えてしまったので再度加筆
毛の質感をふわっとさせるためにあえて今回は描き込みは軽く。
手前は時計草という花。パッションフルーツとも言うが、今回のモチーフは毒があるので実ができても食べられない


全体図 瞳のみホワイトを入れる

植物と動物の書き分けなど特に意識したことはないが、その「者」の存在感や生きてきた過程など想像しながら描いている。
普段植物を扱った仕事をフードワークとしているが、こうして改めて絵にしていくと私の生活は全て血となり肉となっているのだなと。24時間余す事なく使用できている感覚がある。植物と一緒に生かされているような、そんな感覚。
こういった部分もまた別の機会に文字に起こそうと思う。

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Ayaka Itakura 鉛筆画家
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