「怠惰が怠惰をうむ。堕落の連鎖をとめねばならぬ。」
週に一度くらいのペースでnoteを執筆しているが、ちょっと頻度をあげねばならぬとも思ったりしている今日この頃である。毎日やるほど暇があるかわからないが、以前のペースに戻そうと思う。
継続をかんたんに放棄するものではないなということが、ここ数週間の教訓である。
理由はいくつかある。中でも大きな理由は、継続しているものを途中でやめてしまうと、しだいに堕落の一途をたどるからである。
例えば体を鍛えるため、ランニングを毎日しており、とあるきっかけで1日さぼったとする。
たいていの場合、さぼった日にかんしては、明日やるから大丈夫という悪魔のささやきが耳元に垂れながれてくる。
その誘惑に打ち勝ち、次の日からまた続けられれば問題ないのだが、復活できる可能性は半分といっても過言ではない。
なんだかんだ次の日もやらず、明日でいいかと先のばしをし、重い腰を上げるのはその次の日、ということがよくあるものである。
そういったことを繰りかえしていくうちに、毎日だったものが3日に1回となり、一週間に1回となり、月に1回となり、最終的には皆無になりゆく。
つまるところ、怠惰が怠惰をうみ、どんどん人を堕落させていくのだ。あげくの果てには、継続しなければいけないそのことすら、頭の中からぽっかりと抜けてしまうのである。
先のばしにしていいことなど、ほとんどないも同然である。先延ばしを続けると、ちりも積もれば山になるというように、最終的には大きな負担の波がおしよせてくる。あるいは忘却の彼方へと消えていき、無におちいる。
逆にいうと、継続せねばならないことを、やらないままだとむずがゆく思うぐらいがちょうど良いのかもしれぬ。もっとも、生活を逼迫してしまうと、それは本末転倒なのかもしれないが。
まとめるならば、なにをどのくらい、どの程度つづけるかという継続の定義をし、先のばしせず、淡々とこなしていくことが重要であると思う。
人生は修行のようなものだ。小さなことを積みかさねていくことが大成を生むのかもしれない。