それは、突然、嵐のように

ってドラマありましたよね。
初っ端からふざけてすみません。
だってあまりにもあの事件に似てて。笑
彼もイメージ違ってびっくりだったんですが、
まさか(元)自担に降りかかるとは。
どうやって乗り越えたのか、有識者の方教えてください…


このnoteは、人生の半分、いや2/3近くを桐山照史さんのオタクとして過ごした桐山さんとほぼ同世代の女が、担降りを決意した話です。
身バレしないように色々ぼかして書きます。
無理な方はここで回れ右してください。
尚、極力お相手の女性への誹謗中傷にはならないように気をつけます。
仮にも元推しが本気で愛している女性かもしれないので。
また、大谷翔平さんの件も真相がわからないので、本当は色々思うところがありますがそこも少し避けます。


私は、色白で細身の男性が好きです。
私自身も小柄だし体力のないインドアです。
だから「桐山照史くんが好きです」というと、
『こういう人が好きなの?!え、意外!!』
と言われ続けてきました。
その度に、「違うんです、中身が素晴らしい人なんです」と嬉々として口にしていました。

明るくて面白いところ
兄貴肌なところ
それ故彼を慕う後輩が多いところ
気遣いが上手くて先輩のフォローもできるところ
安定したパフォーマンス
それでいて実は繊細でたまに見せる涙
メンバー思いなところ
グループのために仕事ができるところ
ファン思いなところ
他担の気持ちまでフォローできるところ

挙げ出したらキリがありません。
彼の性格に惚れて、気付けば頼り甲斐のありそうなその体型も好きになっていて、
生放送のヒルナンデスで突然真っ黒に日焼けしてきた照史くんを見るたびに、「プライベート楽しめたんだな」と嬉しい気持ちになっていました。


デビュー前。
関東住みの私なので、たった2時間弱の彼らのステージを見るために、学生時代は朝から晩まで3〜4日バイトしたお金で松竹座に足を運んでいました。
遠征費が嵩むので多ステなんてもっての他で、今みたいにTwitterもなかったので、個人サイトのレポを読み漁ったり、mixiで情報交換していました。
その中で推しが辞めてしまったという子の話も数々聞いて、不安な気持ちを抱えた日々もありました。
でも、照史くんは絶対にデビューを掴んでくれる、そう信じていました。
V.I.P.のコールを必死に布教してたのも懐かしい思い出です。
あの時一緒だった桐山担はいまどうしているんだろうか。

今思えば、関東住みの私が受け取れる主な供給は関ジャニ∞のバックも含めた年に数回の現場と、雑誌と、少クラくらいなもので、よく気持ちを繋いでいたなと思います。
それもこれも、桐山照史さんが私にとって唯一無二のアイドルだからでした。


一度目のデビュー発表の日。
嬉しい気持ちと複雑な気持ち、おめでとうって言っていいのかわからなくて、
照史くんが、そして現WESTのメンバーが望んだ形ではないことは明白だったので、困惑はしました。
でもやっぱり嬉しかったんです。
これからもずっと照史くんは"アイドルの桐山照史"で居てくれるんだ、それを応援し続けられるんだと思ったら、何を差し置いてもまず安堵の気持ちが一番でした。
(ジャス民の皆さん不快な思いされたらごめんなさい。)


7人でのデビューが発表された日。
現場には居ませんでしたが、レポを見て、外にいたのに大泣きしたことを覚えています。
終電間際の電車で急いで現場付近に向かって、友人と抱き合って大号泣しました。
嬉しい、なんて言葉では言い表せなかったです。
私たちの"言葉にできない、この気持ち"、照史くんならどう表現してくれますか?


それからしばらく、淳太くんのお言葉をお借りすれば、ジャニーズWESTはなかなかの凪の中に居たと思います。
関東に居るとテレビでも彼らの活躍を見る機会が少なくて、番組の録画データをBlu-rayに書き出してみても年に数枚程度でした。
正直、悔しかったです。
せっかくデビューしたのに、ジャニーズWESTは最高のグループで、照史くんは最高のアイドルなのに。
他のグループの躍進が羨ましくて、悔しくて。
それでもいつか、ジャニーズWESTが国民的アイドルになる日が来る。
その日まで、いやそれからも、ずっとジャニーズWESTを応援するんだと心に決めていました。


その状況が一転した、2019年のワールドカップバレー。
他グル担に「やっとデビューだね」なんて嫌味を言われたこともありましたが、
本当にそのくらい、ジャニーズWESTにとって転機だったと思います。
『Big Shot!!』はもはやセカンドデビュー曲だと思っています。
試合のたびにジャニーズWESTが見れる。
WESTのメンバーが一生懸命応援する試合を、気付いたら私も必死になって応援していました。
選手の努力を知って涙したこともありました。

まさか、そこから始まっていたなんて。


桐山照史さんの交際報道が流れた日、
私は参戦した新潟•静岡公演の余韻に浸っていました。
静岡はのんちゃんに会えなくて残念だったけど、
メンバー愛が感じられる素敵な公演だったな、
チームジャニーズWESTってやっぱりすごい、
メンバーもオタクも大好きだ!!
そんな幸せな気持ちでいっぱいでした。
ジャス民の友人はもちろん、他グル担や非オタの友人にまで、こんなファンサもらった、こんなことがあった、と幸せな気持ちを報告していました。


そして仕事の合間にふと覗いたTwitter。
トレンドに上がる桐山照史さんのお名前を、何の疑いもなくタップしました。
そして、ふわふわした幸せな気持ちが、一気にどん底に突き落とされました。


ここまで書きましたが、私は桐山照史さんに対してリアコではありません。
(と自分では思っています)
タイプが違いすぎて、もしも同級生で、かつ私の外見が桐山さんのどタイプだったとしても、
恋愛だったら長続きしなかったと思います。
絶対に交わることのないアイドルとオタクの距離だからこそずっと好きで居られました。


桐山照史さんに彼女が居ないなんてもちろん思っていなかったし、
いつか素敵な女性と結婚して欲しい、それをメンバーとファンのみんなで一緒に祝福したいと思っていました。
同時に、彼ならみんなが祝福できるお相手と時期を選んでくれるという絶対の信頼がありました。


なので報道初日は、信じてはいませんでした。
ツーショットも無いし、ガセだろう。
お相手には他にも色々あるようだし…と。
そんな人をあの照史くんが選ぶはずない。
その時はお相手に対しての不信感のようなものだけでした。
明日にはきっと照史くんがブログで何かメッセージをくれる、そう信じて目を閉じました。


翌日。
事務所のノーコメント。本人もスルー。
あれ、いつもの照史くんなら、遠回しにでもファンにメッセージをくれそうなのにな。
でもお相手の名誉のためにも、さすがに事務所に止められているのかな。
繊細な照史くん、大丈夫かな。
不穏な雰囲気を感じつつも、桐山さんを心配する気持ちの方が強かったです。


そして3日目の朝。
ソファーの写真を見て、ああそうか、と察しました。
他にもたくさん、点と点が線で繋がって、もう自分に「これはガセネタだ」と言い聞かせることができなくなりました。
そうか、これが桐山照史さんの選んだ女性なのだと、
そう思ったら、私の、いや、私たちの頭の中にあった「仕事のできるスーパーアイドル桐山照史」像が音を立てて崩れていきました。

私は、お二方に少なからず男女関係があると思っているため、この先はそれを前提にお話しします。
(女が男の家に行ったら、またその逆であっても、男女関係を疑われても仕方ないという思考回路です。古い考えですかね。だったらごめんなさい)


公になってしまったタイミングに関しては、お二方の望むものではなかったとわかっています。
1000000歩譲って、公になること自体望んでいなかったのかもしれません。
ただ、予期せぬタイミングでバレてしまう可能性は十分にあった。
それに、結婚を前提に本気で交際されているのであれば、いつか公表する時のために所謂"匂わせ投稿"や"ライブ招待と参戦報告"はすべきでなかったと思うのです。
"匂わせ投稿(ここでは大谷翔平さんの件も含む)"や"ライブ招待と参戦報告"が無ければ、大事な仕事の場で出会ったというマイナスはややあれど、デートの場所に気を遣いツーショットも撮られずにこっそり愛を育んでいたことや、身長差のある恋愛も、プラスに転じていたと思います。
少なくとも私は祝福していました。


それに、桐山照史さんの対応です。
静岡公演での態度の件は主観でしかないのでここでは言及しませんが、
せっかくのデビュー記念日のブログにあった『嫌なことばっかり』はこのことですか?
だとしたら、"バレちゃったのが嫌"はお相手に失礼な言い方です。
そもそも、33歳の男性が"バレたら嫌"なお相手とのお付き合いってどうなんでしょうか。
それとも、"バレたら叩かれるかもしれないから嫌"でしたか?
そうわかっているなら、お相手の投稿は止めておくべきでしたね。もしくはご自身が写真を出さなければよかったのではないでしょうか。

『人を幸せにするも、不幸にするにも言葉』
『発信する側も気をつけよう』
オタクに"祝福しろ""叩くな"って言ってます?
ごめんなさい、その保身はダサすぎます。
今の状況でお相手の女性を守りたいなら、自分が矢面に立つことになるのは仕方ないのでは?

何度でも言いますが、私は桐山照史さんが恋愛をしていたことを責めるつもりは毛頭ございません。
ただ、お相手の行動もさることながら、それを止めなかったこと、止めるどころか自分も投稿していたことに失望しただけです。
お相手の投稿を見ていなかったのでは、という擁護もあるようですが、交際する以上、『知らなかった』は許されないと思います。
今回のことは、一般人の女の子の匂わせとは全く次元が違います。
過去のジャニーズWESTの功績の一つに泥を塗った責任は重いです。
グループにとって大事な曲のひとつが、一部のファンにとって不快な曲へと変わりました。
(桐山さんのソロ曲が不快になったことはこの際もうどうでもいいです。今年の神ちゃんはほんとごめん。)
今回のシングルも、せっかくサンボマスターさんが2回目の楽曲提供をしてくださったのにと思うと、ケチがついてしまったことに心が痛いです。

私の、いや私たちの思っていた
「仕事のできるスーパーアイドル桐山照史」
はどこへ行ってしまったのでしょうか。
というかむしろ、存在していたんでしょうか。
オタクの妄想が作り上げた虚像でしたか?

私は、変わってしまっただけだと信じたいです。
私の好きだった桐山照史さんは、数年前までは存在したと、せめてそう思いたいです。

私は桐山照史さんを、ジャニーズWESTを好きになって、たくさん幸せな時間をもらいました。
そして、たくさんのお友達もできました。
その事実に変わりはありません。
過去にかけた時間やお金を悔やむのはもうやめます。
その対価はその時にもらったと、自分を納得させます。
だからこれからも、ジャニーズWESTと共に生きていきたいです。
というか、ジャニーズWESTに関わらない生き方を知らないんです。
でも、今の桐山照史さんを推すことはもうしません。

悲しいことに、「しごできスーパーアイドルの照史くん」の代わりは見つかりそうにありません。
なんたって唯一無二でしたから。
これからは虹色ジャス民としてジャニーズWESTを応援していくつもりです。
メンバーが本当にそれでいいのなら、ここで虹色が欠けることも望みません。

勝手に彼に期待して、勝手に彼を推していた、しがない桐山担が1人居なくなるだけのことです。
それでもまだ、いつか桐山さんからの言葉を聞くことができて、手のひらを返して桐山担に戻れることを心のどこかで期待している自分も居ます。

これまでありがとう

今までずっと幸せでした
元気で居てね


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