生者たちのまひるほど墓まみれ
天井をにらみつづけると床に沈着
軒下に潜るとそこは畜生ども
なんもねえ なんもねえ なんもねえ
あたらしい土をふくみましょう
天井裏と畳の下はおおむかしにつながっていた
白昼の星間飛行をぬくぬくすすめば
営みも生活もどれもしょうもねえ角砂糖
ねえ、ねえ、嵐がくるんだ
ここらいったいぐちゃぐちゃ
マッチでつくられた家々に火を灯そう
きっと心が安らかにぬるくなる。
深淵のきさま
輝きがアングラを如実に映しだす
白昼がつかまえきれないくろさえ
ごっくんしようよ
なんもねえ なんもねえ なんもねえ
#詩 #保身 #詩のようなもの #宙 #ちゅうら