白新線から見える風景 第1回 白新線って?
新潟市に住んでる人ならほとんどの人が利用したことがあるであろう白進線。県外から来たという人も利用したことがあるはず。そんな白新線について紹介していこうと思います。
1. 白新線って?
まず白新線とは新潟県新潟市中央区にある新潟駅から新潟県新発田市にある新発田駅までを結ぶ東日本旅客鉄道の路線である。
画像の赤い線が白新線である。駅数は10駅。新潟市北区などの市民は車以外で中央区にいくことが困難であり、新発田市の市民はこの路線がないと羽越本線と信越本線を通らなければならないと大変面倒...と新潟の交通を支える重要な路線といえるではないだろうか。運行車両は特急いなほを始めとするE653系、普通列車としてE129系など様々な車両が運用されている。特にE129系はこの路線の主力車両とされており2両編成のワンマンカーとして走っていることが多い。と非常に便利な路線ではあるが風と雪に弱いという悪い点がある。雪は新潟ということで大体察せると思うが風については一面田んぼの平野を走るため、風の影響を受けやすく脱線を恐れて運休や遅延などが発生しやすいというのが原因だ。利用する際は天気をよく確認してからいくといいだろう。
2.歴史
そんな白新線だが、始まりは明治44年(1911年)新潟市の小出清七と葛塚町の久保田市次郎は新潟から新発田までを繋ぐ鉄道を建設する計画を建てた。後に羽越線と呼ばれる路線の開通により、葛塚の町が衰退することを恐れたからだ。そうして2人は両新鉄道株式会社を設立し、工事を進めた。しかし認可が下りないといったトラブルが多発、計画は難航していた。だが羽越本線の開通により新潟ー新発田間の早期建設を求める動きが活発化、鉄道敷設法の追加として白山ー新発田間を予定線に加えた。この時に「白山ヨリ新発田二至ル鉄道」という路線案から線名が白新線となった。一度は計画中止になるも昭和31年(1956年)全線が開通した。
3.最後に
ここまで軽くではあるが白新線に事について紹介してきた。
次の投稿では新発田駅の紹介となる。お楽しみに。
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