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『登山初心者』が一人登山に挑戦した末路

「電波ない 食料不足 方向音痴 薄着」
こんなバカな僕でも無事に下山できたって話、、、

どうも、命知らずって言われることがよくあります
フォトグラファーのWAKI です。

今回は当時20歳で色々やらかした思い出の一つ
初登山したことについて記事を記します。

もし登山に興味があったりこれからしてみたい方
登山経験者の方も含め
一つの情報と経験談として暖かい気持ちでお読みくださいませ(ノД`)

▪️初登山に出動

仕事終わりに家でぼーっとしてた時、
ある方のインスタの投稿の写真を見て
「自分もここで朝焼けの写真を撮りたい!」と感じ
すぐさま身支度をして登山に向かうことに、、、

行動力は一丁前にありました。

下調べは特にせず天候だけ調べて向かった先は
長野県と山梨県の間にある金峰山という山

季節は12月 
激寒の時期です
出発時刻はPM21:00、、
あと先考えなかった当時はジャンバーきて
リュックにカメラをぶら下げ車で現地に向かいました

カメラ ヘッドライト ランタン イアホン ニット帽
手袋 充電器 パン 水筒 ペットボトルの水 三脚

持ち物

AM0:00 現地に到着して真っ暗の山奥の駐車場で登山入り口を探すため
携帯で調べようとしたところ電波がないことに気づく。
一度近くのコンビニへ戻り入り口やら何やら調べていると

入山と届けが必要とGPSを頼りに登らないといけないらしく、、

しかも、片道約4、5時間という記載が、、

その大変さを知る余地もなく何にも考えてない僕は
すぐさまヤマップというGPSアプリをダウンロードして

出発地点のパーキングに戻り近くにあった古屋に入山届を提出。

そのまま登山をスタートしました。

夜中なので人影なんてなく頼りになるのはライトだけでした。

▪️灯一つない真っ暗の山

出動1時間くらいは険しい道もなく思ったよりスムーズな滑り出し、
お腹も空いたので早速数少ない食料のパンを食べた。

真っ暗で怖いとかあまり考えないタイプでしたが、
時間が経つにつれ後ろが気になったりし始め
イヤホンをして歌を口ずさみながら怖さを紛らわしていました。

『熊出没注意』

この看板に今更気づき、お化けよりも恐怖を感じました。
「熊鈴なんて持ってきてない、、」
でもここまで登って引き下がるわけにもいかず
そのまま登山続行。

YAMAP

電波がないのでこのよくわからぬマップを見ながら登っているわけです。
あたりはもちろん真っ暗、、

登山開始から3時間ほど経ち、
普段から運動なんてしていない僕は足が攣り始めて
何度も石に座っては足を伸ばしストレッチをする始末、、

正直このあたりで戻ろうかとも考えましたがどうにか登山を続行。

ようやく森林を抜け目的地と山上からの景色が見えてきてひと段落したものの気温は氷点下。

(防寒はちゃんとしていきましょう)

タオルなんて持ってきてないから汗も拭けない、、

汗をかいてる分立ち止まると凍え死にそうでした

水分補給補しようと思ったら
まさかのペットボトルの水が凍っているという、、、

この時はほんと頭を抱えましたね(。-_-。)

▪️富士山が見えた

日の出も出てきてようやく明るくなってきてお化けとかの
怖さもなくなり一安心。
富士山も顔を出しており、圧巻な景色でした。

その時とった写真

頂上まであと30分ほど残りは岩がゴロゴロした足場の悪い道を
ひたすらのぼるだけ!
頂上も目視できるとこまで来て写真いっぱい撮ってたら
霜に滑ってすっ転んだ記憶、、
見渡しがよくなった分、風はとんでもなく強く寒さが倍増。

生きた心地はしませんでした。(今でもよく覚えてる)

そんでもってようやく頂上に到着!!

日は上りあたりは明るく360度絶景

達成感はとてつもなくありましたが
やはり寒いので風の当たらないところに避難。

残ったパンを頂上で食べながら

「日本で今一番高い場所でパン食べてるんじゃね?」
って思いながら浮かれて食べてました (笑)

▪️金峰山山頂

出発から約5時間、過酷だった道のり、
でも撮りたかった写真を撮ることができました
三脚立ててリモートで撮ろうとしたら強風で倒れて
レンズが傷ついた思い出が、、

石に固定してなんとか自撮りができました。
(1人は本当不便が多いし共感もし合えない悲しさ)

金峰山 山頂

下山のことを考えると気が引けそうでしたが
休憩をたくさん挟みつつ行きと違ってスムーズに下山ができました。
帰りも誰ともすれ違わずほんと心細かった、、

下山時刻AM11:00

お腹も空き汗も流したかったため
近くの温泉に行きゆっくり休むことに

その時食べたご飯

美味しいうどんを食べ休憩所の畳にゴロゴロしてたら
大の字で爆睡していて起きたら16時でした (笑

僕の初登山はこれにて終わり。

▪️最後に

こんなバカな僕でも登山はできてしまった
けれど今思えば危険がいっぱいだった、、

万が一熊に襲われていたらと思うと
笑い話じゃ済まなくなってしまいますね

こういった出来事をきっかけに
今では万が一のことも考えて行動するようになりました

登山はこれを機にもう懲りてしてませんが、、

僕から言えることは一つ
登山をする際は万全な体制を整えて
下調べをしたうえで登山に臨みましょう!!

これは当たり前のことなんですけどね、、
その当たり前ができなかった人がここにいます
そんなバカな僕の初登山話でした。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!

ちなみにこの時にお世話になったランタン
今となってはキャンプ道具として愛用しております( ̄^ ̄ゞ

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