心に棲みついた「恥」が、自己肯定感を奪う。依存症にまつわる恥と罪悪感について
こんにちは。性依存症当事者のSiroです。
性依存症に限らず、様々な依存症に苦しむ人々に共通する「恥」について。
依存症に陥る人の特徴として、
幼少期の家庭環境が厳格もしくは過酷で、心の発達に影響を及ぼした
という共通点があります。というか、正直ほとんどの人は身に覚えがあるんじゃないかってぐらいだと思います。
例えば男性の場合、子供の頃に自分の性器をいじって「ち○ち○!」ってふざけたりすることってよくありますよね。そんなときに親からこんな言葉をかけられたりしませんでしたか?
「そんなところを触るのは、悪い子だけだよ!」
親からすれば、「デリケートな部分を大切に扱いなさい」という意味合いのつもりで放った一言のはずです。しかしこのとき、子供が受け取る認識は違います。
「性器を触るのは、悪いことだ」
と受け取ってしまい、価値観が植え付けられてしまいます。この価値観こそが「恥」の正体です。
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