性依存症の6つの要素PATHOSとは?
こんにちは。性依存症当事者のSiroです。
性依存症に関する勉強をしながら発信していく中でよく耳にするのが、
「性依存症の定義がわからないのですが・・・」
というお声。
なので、性依存症の指標となる6つの要素PATHOSについて解説します。
性依存症の6つの指標、PATHOS
PATHOSとは、6つの指標の頭文字を並べたものです。(出典:IITAP)
Preoccupation 性的没入感
性的なことに没頭してしまう・性的な妄想に多大な時間を費やしてしまう
Ashamed 秘匿性
他人に隠れて性的行動に及ぶ
Treatment 助けを求めている
性的な行動をやめるために他人の助けが必要であると感じる
Hurt others 他人を傷つけている
自分の性的行動によって、パートナーや配偶者や性的関係を持った相手などを傷つけている
Out of control 制御不能感
性的な行動を自分の意思で止められなくなっている
Sad 性的活動の後の落ち込み
性的活動の後に気分が落ち込み、自分を責めたりする
これがあてはまる場合、性依存症である可能性がたかいと言われています。
性依存症かもしれないけれど、基準がわからない方は、参考になれば幸いです。
また、性依存症の可能性を図るための参考として、日本語版性依存症スクリーニングテストを作成いたしました。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdwF2t5W3in6IesE_iUKb3lEcqK7pCtZPbjARcc2GH7uDTKnw/viewform
こちらはIITAP(International Institution for Trauma and Addiction Professionals)という団体が提供している、性依存症の回復を目的としたウェブサイト「Recovery zone」に掲載されているものを、翻訳許可を得て作成したものです。詳細はこちら。
自分でテストを受けてみたい方は、テストページはこちらから。
性依存症かもしれないけど、どう向き合ったらいいかわからない…という方は、参考になれば幸いです。