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いつから「仕事主体」の世の中になってしまったんだろうか

といった感じで、ここ数日は健康に関する本の解説動画を見たりしています。
何せ、やることが「食う」か「寝る」しかないので笑
あとまあ、また鬱になるのは嫌なので、自分でできる所はやっていこうといった心境です。

いくつか見ましたが、どの本でも言っている事はある程度共通しています。
「あんまり食べ過ぎず、適度に運動して、風呂入って、よく寝ろ」です。
本当に当たり前のことです。ずっと言われてきてること。
でもこれが出来ないんですよねー。分かります。

ある動画では、「夕食は19~20時までに済ませて、寝る1時間半前に入浴、睡眠時間は7~9時間取る!」といった事を提唱していました。
…でもこれって、会社員だとほぼ無理ゲーでは?

今は、テレワークが浸透してきているので少しはマシになっているかもしれませんが、20時まで残業することなんか普通にあるし、私なんか一人暮らしする前は、実家から片道2時間半掛けて会社に通っていたので(正気の沙汰ではない)、家に帰るのが22時過ぎ。そこからご飯をかき込んで気絶するように寝て、また朝早く起きるみたいな生活をしていました。まあ、だから一人暮らし始めたんですけども。とにかく、先に提唱されていた生活リズムを達成する事は、とてもじゃないですが、無理でした。

というか、「食べ過ぎず、運動して、風呂入って、よく寝ろ」が健康にいいなんて皆百も承知です。でも、それが出来ないのは「そうはいっても仕事がさあ」とどこかで思ってしまったり、実際に時間が取れないからではないでしょうか。
実際、私もいつもそうやって心の中で反論していました。それが出来たら苦労しないと。

そしてふと思ったのです。「あれ、仕事主体の考え方になっている」と。
思えば、世の中自体もそうなっていますよね。
電気があれば夜中までオフィスで仕事することも可能、エナジードリンクで無理やり眠気をぶっ飛ばせばずっと起きていられるし、風邪をひいても風邪薬を流し込めば何とか仕事はできる、どこか痛くてもロキソニン飲めば万事OKみたいな。とにかく社会に穴を開けないための商品が溢れているように思えます(勿論、薬などは症状緩和の意味もありますが)。

特に私は風邪薬の「風邪でも絶対に休めないアナタへ」のキャッチコピーがずっと嫌いでした。嫌いとか言うなとか前に言いましたが、これは言っちゃう、嫌いです笑
「いや、風邪引いてんのに休めない会社がクソだろ」と(口悪くてゴメンナサイ)。そもそも、痛みや症状は体が出してくれているサインですから。それを無視して無理やり押し込むなんて言語道断なのです。

ちょっと感情的になってしまいましたが、そうやって、文明が発達したことの弊害といいますか、「仕事ファースト」の世の中になっているような気がします。

でも鬱になった私から言わせていただきますと、「体を壊してまでやる仕事なんて(ほぼ)無い」です。確かに職業によっては、時には無理をしなければいけない場合もあると思います。でも基本的には自分を犠牲にしてまでやる仕事って無いんです。自分ありきの仕事ですから。

だから皆、19時に夕飯が食べれるように時間が来たら仕事を終わらせちゃえばいいし、ゆっくり湯舟に浸かって、たっぷり寝てからまた明日仕事しましょうや。そうやって「健康ファースト」にして、そこから仕事を組み立てていったらいいんです。無責任なこと言ってるかもしれないですが、そのくらいの気持ちでいないと、体壊します、マジで。

健康第一。


梨女(@xxnashimexx)




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梨女
ありがとうございます。 ちょっといいご飯を食べたいと思います。