朝が待ち遠しくなった話
休職が更に延長になり、計3か月になった。
診断書の都合上、1か月刻みで更新をしているので会社に連絡するときの罪悪感が毎回半端ないのだが、もう今年はニートを貫く覚悟を決めた。
抑うつが酷かった初期の頃、このままずっと夜だったらいいのにという記事を書いた。
会社の人が仕事をしている昼に何もせず、ベッドに横たわる事しかできない罪悪感が酷くて、夕方からしか動くことが出来なかったのだ。
ようやく動けるようになった重たい体を引きずってレイトショーへと向かう電車の中で、銀河鉄道の夜のカンパネルラよろしく、このまま宇宙を旅して、そのままするっと消えられたらいいのになと阿呆な事を考えていたりもした。そんな妄想をしてちょっとワクワクしていた自分がいたのだ。希死念慮ではないけど、色々面倒くさくなって、存在を無かったことにして欲しいとは思っていたかもしれない。
それがまあ、ふてぶてしく2ヶ月も休んでいると、だいぶ思考も前向きになってきた。
相変わらず夜更かしはしているけど、最近は寝る前に「明日は何しようかな、朝にならないかな」と思えるようになってきた。この料理作りたいなとか、こんな記事書きたいなとか、気が向いたら外出ようかなとか。
明日が嫌じゃなくなった。仕事をしていた時は明日が嫌でしょうがなかった。次の日が休みの時も休みが減ってしまうのが嫌だから、結局明日が嫌で堪らなくて、金曜日の夜しか安心できなかった。その繰り返しでここまで来てしまった。
でも今は、朝が待ち遠しいと思えるようになった。
それは進歩かなと思う。
さて今日は何しようかな。
梨女(@xxnashimexx)
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ありがとうございます。
ちょっといいご飯を食べたいと思います。