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「器」を先に決めてしまうのも一つの手

内向型で生きづらい人々が生きやすくなるためには、自分にとって必要のないものを極力排除していき、自分の世界に没頭することが大事になってくると思う。
(この場合の必要のないものとは、物理的にも精神的にもどちらにも当てはまる。)

とはいえ、モノや情報が飽和してるこの世界で、本当に自分が必要なものを取捨選択していくの至難の業だ。
そこで、「器」を先に決めてしまうという考え方もアリではないかと思い立った。
あらかじめ器(≒キャパシティ)を用意してしまって、そこに入る分だけ、と決めてしまうのである。
イメージは生け花のような感じだ(華道を習った事が無いので、全く違っていたら申し訳ない)。

モノが主にはなるが、実際に私が生活をしている中で、器を先に決めてよかったと思うものを、いくつか紹介したいと思う。

その①:ゴミ箱

家に置いてあるゴミ箱は5Lのものが3つ。それぞれ、燃えるゴミ・燃えないゴミ・リビング用だ。正直、初めは大きいゴミ箱を買えばよかったと思っていたのだが、ゴミ箱が小さいと、なるべくゴミを出さないようにしようという心理が働き(※ゴミ袋が部屋の中にある環境が耐えられない)、結果エコな行動をするようになった。さらに、ゴミがかさばるコンビニ飯やスイーツはなるべく控え、自炊も促進されるという思わぬ二次効果もあった。

その②:保存食

お菓子やレトルトなどの保存食は無印良品のファイルボックス(これ↓)を使っており、これに入る分しか買わない、買えないという緩い縛りを設けている。
その①の効果も相まって、無駄にお菓子を買ったりすることもなく、管理もしやすいのでおすすめ。

その③:洋服収納

洋服の収納も↓の無印良品のケースを組み合わせた3つで済んでいる。
厳密に言うと部屋着や下着はベッド下の収納、アウターや羽織るものはハンガーに掛けてクローゼットに直接収納しているのだが、それ以外の所謂「余所行き」の服は全てこの中に収まっている。
これも本来はそのうち増やすつもりで、とりあえず3つという形だったのだが、コロナ禍で外出が減ったり、休職で会社にも行かなくなったので(しかも辞めるし)、今のままで充分である。ここに残っている服は選りすぐりのお気に入り達なので愛着もある。
ちなみに新しく服を買う時は、要らないものを売るという形でバランスを取っている。つまり、「今あるものを売ってまで欲しいか」という基準で服を選ぶようになり、自然と浪費防止にもなるのだ。


といった感じで、工夫していることは他にもあるのだが、それはまたブログの方にでもまとめてみようかと思う。

人間は怠惰な生き物なので、スライムのように器の大きさだけいっぱいに広がってしまうような気がする。勿論、窮屈過ぎてもよくないので見極めは必要だが、適度な抑制というのは必要なのではないかと思う。

明日はモノ以外の事についても書いていこうと思う。


梨女(@xxnashimexx)


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梨女
ありがとうございます。 ちょっといいご飯を食べたいと思います。