「余裕」の三権分立を目指して
人がそれなりに楽しく生きていくためには、3つの「余裕」が必要なのではないか、という持論が私の中で確立されつつある。
それは「健康(心身)」「時間」「お金」の余裕だ。
これらの三権分立を保つことが、生きていく上で重要になってくるのでは無いかと私は考えている。
その1:健康(心身)の余裕
まずはこれが達成されていなければ話にならない。
よく眠れているか、ご飯はきちんと食べているか、適度な運動ができているか、過度なストレスを抱えていないか…エトセトラ。挙げたらキリがないけれど、とりあえず日常生活を問題なく送れていればヨシ。
その2:時間の余裕
これは人によって違う所であろう。
忙しい方がメリハリをつけられて良いという人もいれば、何かに取り組む時は充分な時間を確保したいという人もいるだろう。
自分にとって適切な時間の余裕を知る為には、その1の健康の余裕(特に精神面)とよく相談する事がとても大事だと思う。
心がザワザワしないか、身体に影響ないか。自分の心身に必ず問い掛けてみる事。
その3:お金の余裕
とはいっても、やはりお金が無くては生活を営む事は難しい。
勿論、金額はあるに越したことは無いだろうが、自分の生活コストを見つめ直して、可能な範囲で減らすということも必要なことであると思う。
この3つの「余裕」は互いに密接に関わっている。
健康と時間の余裕を確保するために会社を辞めてフリーターになったものの、収入が減りお金の余裕が減る(今の私である)。
時間の余裕を確保するために、ご飯をコンビニ弁当で済ませてしまうと健康とお金の余裕に影響を及ぼす。
お金の余裕を確保するために我武者羅に働いたら、健康と時間の余裕が損なわれる。
といった風に、どれかを優先するとどれかが疎かになってしまうという絶妙なバランスの上で成り立っているのだ。
3つの「余裕」が完全に釣り合うことはないのかもしれないけれど、自分にとっての「適量」を見極めながら、納得出来る妥協点を探して求めていくことが重要なのだと思う。
梨女(@xxnashimexx)