絡まった感情を解していく
怒りとか、悲しみとかネガティブな感情が湧き上がったら、どうしてそう思うのか、と自分に問いかけるようになった。昔よりもメタ認知が育ってきたように感じる。随分前に読んだ『反応しない練習』がようやく実践できるようになってきたような、そんな気がする。
例えば、仕事やSNSとかでバリバリ情報を発信していたり、結果を出している人を見かけた時。凹むというか、焦りというか、心がざわざわすることがある。そんな時はもう一人の自分と対話をする。
私「うわあ、この人凄いなあ。それに比べて私はなんてショボい奴なんだろう…。」
どうしてそう思うんだろう?
私「仕事もまともにしてないし、これといったスキルとか稼ぐ術とかもないし、自分がちっぽけで価値のない人間のように感じてしまうんだ。」
じゃあ、君もあの人みたいになりたいの?
私「うーん、そう言われると違うかもしれない。いつか何かを形として残せたらいいな、とは思うけど、今は一人で自分のやりたいことに打ち込んでのんびり暮らしたい。別にお金をガッポリ稼ぎたいとか、バリバリ働きたいとか、そういうのじゃない。」
今は、やりたいことに打ち込めてない?
私「いや、そんなことはない。時間はたっぷりあるし、試行錯誤してる最中だ。」
そう。君なりに全力で取り組んでいるんだね。
私「うん。」
なら、そこまで落ち込む必要はないんじゃない?
私「そうだね。自分なりのベストは尽くしている。今は私のやりたいことを貫こう。それで結果が出なかったらその時また考えよう。」
そうやって、自問自答していると自分の絡まってしまった感情が解れて一本の糸に戻っていくような、そんな感覚になる。
私たちのように生きづらい人々は、常人よりネガティブ感情に弱いくせに、それをめっちゃ引きずる性質の人が多いと思う。だから、ネガティブ感情との付き合い方というのは人一倍気を使わなければいけない。面倒くさいけど、上記の私のやり方を一例として、自分なりの糸の解し方を見つけてあげてほしい。
梨女(@xxnashimexx)
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ありがとうございます。
ちょっといいご飯を食べたいと思います。