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「趣味にあんまりお金をかけないゲーム」

「消費活動の趣味より、生産性のある趣味を持った方が生きやすくなる。」というのを本で読んだ。確かにそうだな、と思う。収入が少ない今ではより身に染みる言葉だ。

現に私もこうしてnoteで文章を書いたり、YouTubeで動画を投稿してみたり、趣味の分野で創作してみたりと色々と楽しみながら試している。

一方で、私は消費活動の趣味もそれなりに好きなので、完全に無くすことは出来ない。
そこで独自に考案したのが「趣味にあんまりお金をかけないゲーム」だ。

(数ヶ月前にYouTubeに投稿した、「食費1ヶ月1万円生活」もその一環だ。)

ルールはシンプル。

①今あるもので代用出来ないか考える

例えば、喫茶店のホットケーキが食べたくなったとする。
お店で食べるなら1200円位はするだろう。出せない事は無いけど、一人で利用するには少し躊躇ってしまう。

そこで今あるもので代用出来るないか考える。

そして、家にホットケーキミックスが余ってい事を思い出す。牛乳はあるから卵を買ってくれば自分で作ればいい。これで1000円は抑えることができる。

私の目的は、喫茶店に行ってホットケーキのお洒落な写真をインスタにアップする事ではなく、「何でもいいからホットケーキを食べたい」なので、これで充分目標達成なのだ。何なら喫茶店よりも沢山食べれる。

あとは、新しいゲームが欲しくなった時。

問答無用で欲しいタイトルがあるならそれを買うが、「何か新しいゲームがしたい」と漠然と思っている時は要注意。無駄遣いの危険性が高くなる。
そんな時は、今持っているゲームたちを思い浮かべる。まだクリアしてないものは無かったか。やり残しは無いか。

そうして眠っていたゲーム達を引っ張り出して、やり込み要素を虱潰しにやっていくだけでも案外長く楽しめたりする。不思議なもので、やっているうちに新作ゲームが欲しいという欲求は無くなっている。
私は「新しいゲーム」がしたかったのではなく「何か夢中になれるもの」が欲しかったのだ。

なのでゲームを買う時は(ソシャゲも含め)コスパの良いものを選ぶのがおすすめだ。
最近は、あまりお金の掛からないテーブルゲームにもハマっている。

②無料で(もしくはなるべく安く)手に入る手段がないか考える

これは本や画像素材などが当てはまる。

個人的に本には惜しみなくお金を使いたいのだけれど、それでも千何百円叩いて買った本が「ハズレ」の本だった時、ガックリしてしまうのも確かである。

なので、絶対手元に置いておきたい本以外は、図書館や定額制のサービスに無いか一度検索をかけている。

画像素材もそうだ。

私はnoteやブログのヘッダー、動画のサムネイルなどは基本的に自作しているが、これもこの考えに基づいたものだ。

無料素材やソフト、アプリを駆使して試行錯誤している。
個人的に結構楽しいし、デザインにもちょっと興味が出てきたりしてきて、生産性のある趣味にもなりつつある。

③でも我慢しすぎない、使う時は使う

ここまで書いておいて、という感じではあるのだが。

でも①②を追求し過ぎて、友人と遊ぶ機会を減らしたり、一緒に食べるものをケチったりはしたくないし、本当に欲しいものを我慢することはしたくない(友人となら普通に喫茶店のホットケーキ食べるし、むしろ食べたい)。

家計簿ブログを見てくれている人ならお分かりの通り、私はこれといってストイックな生活をしているわけではないのだ。至って普通に消費活動をして暮らしている。

大事なのは「ただ節約する事」ではなく「それが自分にとって本当に必要か」「工夫の余地が無いか」を考えることなのだ。

ケチくさい、そんな事にもお金出せないなんて可哀想と思われるかもしれないけれど、当の本人はとても楽しみながら日々を過ごしているので、お気遣いなく。


梨女(@xxnashimexx)


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梨女
ありがとうございます。 ちょっといいご飯を食べたいと思います。