意識低い系でもいいじゃないか
ゆるゆるフリーター暮らしを続けていると、こんな感じの意識低い系な思考になってくる。
でも、社員として仕事をすることが無くなった今、「最低限の収入があり」、「自分である程度のご飯が作れて」、「そこそこの家事ができれば」何だかんだ生活は出来ちゃっているのだ。
社会人に必要なスキルの中で、1番土台になるのは「衣食住をある程度は自分でこなせる事」なのではないかなと思う。マズローの5段階欲求みたいなイメージ。
まあ家事が出来なくても、パートナーや家族がいる人は、その人たちと役割分担をしたり、お金に余裕がある人はウーバーイーツを頼んだり、家政婦さんを雇ったりすればいいんだと思うのだけど。生活事情は人それぞれなので。
でも極端な事をいうと、「年収1000万で仕事以外の事が全くできない人 vs 家事のプロフェッショナルの専業主婦(夫)」だったら、“生活力”という観点においては、圧倒的に後者に軍配が上がると思う。
仮に、原始時代にタイムスリップしたとして。
そこでは、プログラミングや動画編集のスキルなんて何も役に立たないだろう。
しかし、“生活力”というのは、どの時代でも腐ることのないスキルだと思う。そりゃあ使える道具は違うかもしれないけれど、食べたり、住んだりすることは生きていくうえで絶対に必要な事だから。
別に、仕事上のスキルが要らないと言いたいわけでは無い。
ただ、優先順位が違うよね、という話。
①最低限の暮らしを自分で営めること。
②自分が心身ともに健康で暮らせる状態であること。
③その暮らしを持続可能にすること。
こんな感じじゃないのかなと思う。
仕事で役立つスキル、市場価値を上げるスキルとは、③のために必要なものであって、最優先で身につけるものではないのでは無いと私は思う。
もし、①と②が達成されていないのであれば、まずそこから着手したほうがいいんじゃないかな。
年中無休で意識低い系なのは確かに宜しくないのかもしれないけど、高い意識と低い意識を6:4くらいで持ってると、人生丁度良く回るのかもしれない。
梨女(@xxnashimexx)