変わらない事は悪いことななんだろうか
若い子にはピンとこないかもしれないけれど、年を取ってくると、新しいもの(コト)を受け入れるのが難しくなってくる。
世の中では、現状維持・変化しない事が悪みたいな風潮がある。
古い考えを押し付ける頭の固い人たちを、「老害」と呼ぶのもそういう事なのだろう。
私は、この風潮に半分賛成で半分反対だ。
というか、現状維持・変化しないという事は「今の状態で満たされている」という風にも捉えることが出来ないだろうか。
経済面、精神面、物理的な意味でとか。
とにかく、今の状態に不満ないから変わる必要がないのだ。
それはそれで、とても良い事だと私は思う。
あとは単純に、キャパシティの問題ということがある。
人間が一生に出来ることには限りがある。
単純に、年齢を重ねてくると、新しい事に割ける時間・お金・体力が無い(お金は増えるかもだけど)。
これも、今やっていることが楽しくて、満たされているのなら、それはとても良い事だと思うし、無理に新しいことをやらなくても良いんじゃないかと思う。
ただ注意したいのは、やっぱり、「妥協」と「納得」は全く違ってくるので、その現状維持が思考停止からくるものであれば、一旦自分と向き合う必要が出てくるのかなと、と思う。
大事なのはやっぱり、それが自分で納得して選択したものであることなのかな。
少し、まどろっこしくなってしまったが、まとめると、「今の状態に満足しているから、変化する必要がない良い現状維持」と「自分でよく考えもせず、一方的相手をにシャットアウトする思考停止の悪い現状維持」があると思うのだ。
だから現状に本当に満足しているならば、無理に変わる必要もないんじゃないかなとも思う。
でも、それが出来ている人って世の中にどれくらいいるんだろうなあ。
というかまあ、「老害」に関しては、古い考えにしろ、新しい考えにしろ、相手の意見を聞き入れず、自分の考えを一方的に押し付けるということが悪なんではないかと私は思う。
幸せの形は人それぞれなのだから、それを尊重できない人からは距離を取った方がいいと思う。(是非、皆さんには前に私が唱えた「一理ある戦法」をお勧めしたい!)
まとまりが無くなってしまったので、この辺で失礼。
梨女(@xxnashimexx)