特別な日とまわり道の話
とてつもなく突然だが、私は今日で18歳の誕生日を迎えた。成人の年齢が18歳になるというニュースも相まってか、(もう18歳なのか……)という気持ちが拭えない。もう18年も生きてるし、裏を返せばまだ18年しか生きていない。
そしてゆずっこ歴?と言われるものも4年目に突入した。時々TLでゆずっこになった経歴をつぶやく企画?が流行るのだが、それをやる度にいつどうなったんだっけ…?となるので、記憶がまだ残っているうちにここに記録しておきたいなと思う。
中学生時代、私にとっては精神的にかなり追い込まれている時期だった。人間関係の辛さや部活動の厳しさに何度も心を折ってはまた仮修復し、また壊して治して…の繰り返しだった。
そんな時、一つだけ学校の中で励みになるものがあった。部活動が終わる時間から流れ始める放送の音楽だった。
まだ何も知らなかった私は「この曲いいな」と感じ、その歌詞を何度も反芻して勇気づけられながら帰った。ここまでが中学一年生の時の記憶。
しかし学年が上がると曲が変わったため、その曲を聴く機会もなくなり、記憶も薄れていった。
そして中学三年生の誕生日、特に欲しい物が無かった私はCDショップを物色していた。この頃から既に音楽を聴き始めていたが、ピンとくるアーティストと出会っていなかった時だった。
そんな時、あるCDと出会う。デカくてすごいベストアルバム「ゆずイロハ」である。
見た時、何となく(これが欲しいな)と感じ、すぐに親に相談して買ってもらった。なぜイロハを手に取ったかは今でも分からない。本当に「何となく」だったから。
家に帰って早速CDを聴いてみた。夏色とか栄光の架橋とか友ぐらい(合唱曲をかいていたのは知っていた)しか知らなかったので、飛べない鳥の高音の綺麗さにびっくりしたり、いちごを聴いてニヤニヤしたりしていた。
色んな曲を聴いていると、とある一曲に引っかかった。まるで既にどこかで聴いたような感覚があったからだ。すぐにトラック番号を確認し、歌詞カードを引っ張り出した。
タイトルには『REASON』と書いてあり、学校で苦しかった時にいつも勇気づけられた歌詞が、そこに載っていた。
ああ、この曲だったんだな、という感情の前に何故か泣いた。ただ、私を支えてくれた、救ってくれた曲に再開出来て嬉しかったんだと今では思う。
この時から、私はゆずを聴き始めた。REASON繋がりでLANDを買い、GOLANDも買って、仮面ライターが気になりすぎてトビラを買った。自分が生まれた年と同じ年にリリースされたユズモアも買った。ゆずの曲を聴けば聴くほど、自分の世界が広がっていくような気がした。
そして高校受験で苦しんでいる時にうたエールに励まされ、ライブ初参戦のBIG YELLで一生この人たちについて行こうと決めた。
そんなこんなでゆずに出会ってから3年が経った。こっちの方はものすごく早かったなと感じている。なんやかんやフォロワーさんに温かい目で見守ってもらって暴れているだけなのだが、本当に楽しい。
最後に。今年メッセージを送ってくれた方、本当にありがとうございました。これからも暴れたり狂ったり爆発したりTLを占拠したりするかもしれませんが、生あたたかい目で見守ってやってください。これからもよろしくお願いします。