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ここは昔の谷間のようで

こんなに脆くなったのを
今は誰にも話せない
小雨の朝は闇をうすめて
忍びやかに来る白い影

若かりし頃は無敵だったなーと思う。
どこにでも飛び出して行っては
大失敗して右往左往していた。

一方で、
飛び出して行かざるを得なかった、
とも思う。
だって、今のように事前に調べることなど
できなかったもの。

今は飛び出す前に
Google先生に聞けば、
ある程度のことはわかる。
事前に調べさえすれば、
びっくりするような大失敗はしない時代。

それゆえ、
事前になんでも調べるし
失敗したくないし
失敗したときの後悔も大きくなった。

それも、よしあし。

致命的ではない範囲で
たとえば、ランチのお店を食べログではなく
直感で選んでみる、とかで
小さな冒険を試みています。


最近冒険しましたか?
(ノートや手帳の端で構いません
ひとこと書き留めておきましょう)


白い朝まで
作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

『紅雀』 1978/3/5

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